2月7日【香港ー深セン】香港入境者強制検疫実施直前の深圳湾口岸(現地レポート)

新型コロナウイルス肺炎の蔓延を防ぐべく、
「中国本土から香港への入境者全員(例外あり)を2020年2月8日から強制的に検疫隔離する」という香港行政府のアナウンスを受けて、
実施前日(2/7)の深圳湾口岸には中国本土から香港に出ようと大量の人が押し寄せました。

筆者は月に一度くらいのペースで深センから香港に出て仕事の打ち合わせを行っているのですが

私もこの機を逃したらしばらく香港に行くことができないため、予定を調整して香港に向かいました。

深圳湾口岸の状況、混雑具合、バス・タクシーなどの各種サービス等、現地レポートをお伝えします。

深センといえばこの本!

深圳湾口岸に向かう道路は大渋滞

検疫実施前最終日(2/7)の周辺道路は大渋滞です。

というのも、口岸と呼ばれる中国本土(深セン)と香港を結ぶチェックポイントには

中国と香港の両方のナンバー(ダブルナンバーと言われる)を取得している車も別レーンから通過することができるのです(跨境バスやSkylimoもこの類に入ります)。

様々な車が入り混じっています。口岸に行き着くまでが時間かかります。

香港市街行きのバスチケット売り場も大混雑

普段はまばらにしか人がいないのですが、

この日は人でごった返しています。

スーツケースを持っている人をよく見かけますが、必ずしも空港に向かう人ばかりではなく仕事のために深センに滞在している香港人というパターンも多いようです。

実際、香港の各市街に行くバスチケットのレーンに多くの人が並んでいます。

健康状態申告書の記入

香港入境前に、自身の健康状態を記載する必要があります。

中国側

2種類の紙があります。まずは中国側。

表面

裏面

人の多さよりも、このような新しくできた取り決めに順応する時間の方がかかる印象です。

中国出境時に、入り口でこの用紙を回収し、体温を計測されます。

この日(日中の時間帯ですが)、外国人用レーンは比較的空いていました。

香港側

中国側を出境後、今度は香港側で別の用紙をもらいます。

私の場合はその日中に深センに戻るので、フライト番号などは記入の必要なし。

香港側では体温の計測はありませんでした。

注意!香港居民以外は e-Channel で通れない

香港側の入境手続きですが、通常はe-Channelという事前に指紋登録などを行うことによってスムーズに入境できるシステムが、香港居民以外は利用することができなくなっていました。係員のアナログ確認です。

2/8以降もこのような取り決めになっているのかは不明ですが、列を並び直さなければならず余計に時間がかかります。。。

香港市街地行きのバスも行列

バスの列も長いですが、恐らく本数が少ないのが原因かと思われます。(数十分待ちました)

香港市内

西九龍駅は閉鎖

九龍駅前でバス降車したのですが、

以前の報道にもあった通り高速鉄道が運行停止のため、西九龍駅に通じる道は閉鎖。

マスクは販売中。でも高め

街中では時々マスクや消毒液を売っている店や、以下の写真のように駅出口で販売している人もいます。

値段が書いていなかったので聞いてみると、

  • N95マスクは、1個50香港ドル
  • サージカルマスクは、3個セットで30香港ドル

とのこと。(品質は不明です)

橋まで続く長いタクシーの車列

最終日の夜ということもあり、タクシーの車列は深圳湾大橋まで出ています。

報道によると、バスの射場の乗客の列は100メートル超え、タクシーの車列は1キロ超えでした。

この深圳湾大橋の景色はとても綺麗で、活気に満ちている深センのビル群を一望できます。

状況が収束したらぜひこの橋を渡ってみてください。

夜のバス乗り場も大行列

2/7 19:30時点の深圳湾口岸バス乗り場も大行列。

行列の長さはタクシーの方が長いように見えましたが、市街行きバスもかなりの長さ。

香港→深セン入境

香港側では、行きに記入したのと同じ健康申告書を書きますが、なぜか係員がおらず回収しないまま中国に入境してしまいました。

数の多さに疲れてしまったのか…

ちなみに香港出境時のe-Channelは作動していました。香港居民でなくても利用可能です。

中国側で再度健康申告書記入

中国側では、行きとはまた違うフォーマットで申告書を記入し、提出します。

深セン側のタクシー列はまばら

深セン入境者も今日は多いので、タクシー列には人が並んでいましたが

タクシーの台数はそれよりも遥かに多いですね。需給バランスが合っていないのでしばらくタクシー業界は厳しそうです。

口岸そばの配送センターは大混雑

深圳湾口岸に隣接されているのは、「ES EXPRESS」という配送センター。

マスク・医薬品などを中国内地へ

香港からマスクや医薬品などを買い込んだ人たちが、この配送センターに駆け込んで今すぐにでも内地にいる家族や仲間たちに送ろうと道端でスーツケースを広げて梱包作業を始めています。

外国人によるマスク買い占めなどのニュースを耳にしますが、純粋に助け合おうとしている人たちも多いということが分かります。

深セン→香港への車も長蛇の列

2/7 20:00 時点の深圳湾口岸から香港に続く車両レーンは、このように長い渋滞の列。

中国と香港のダブルナンバーは取得するだけでも数千万かかるとの話なので、これらの方々の所得は桁違いなのでしょうね…

通常、深圳湾大橋は23:30をメドに通行を止めますが、この日は日が変わるぎりぎりまで車が走っているのが見えました。全員が渡り切れたことを願います。

強制検疫実施後の深圳湾口岸(2/8)

一夜明け、前日とは打って変わって静かな深圳湾口岸。

車は一台も通っていません。

香港側から入ってくる人たちは(制限がないため)ちらほらいますが、

一般人よりも警官やタクシーの客引きの方が多いですね。

ますますタクシーの売り上げはあがったりです。。。

バスチケット売り場は閉鎖…

スカイリモも、市街バスも運行停止です。

閉鎖の事実を知らない人もいるみたいでした。

しばらくはこの状態が続く

前日までは人だかりでしたが、誰もいなくなりましたね。

出境していく人はいますが、彼らは強制検疫のアナウンスを聞いているのかどうかは不明です。。。


ここ数日でここまで状況が変わるのは多くの方にとって想定外だったと思いますが

今後、日本人含む外国人がいつまで中国国内に滞在できるのか確かなことは誰にも分かりませんので、

常に最新情報に精通して備えておきたいですね。

Shenzhen Fanも深圳にとどまれる限りはできるだけ情報を発信していきます。

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