【速報】中国税関は11月1日より中国本土入出境時の「健康コード」提示不要と発表

中国税関は10月31日、中国本土入出境時に提示を求めていた「中华人民共和国出/入境健康申明卡」(健康コード)の記入を11月1日午前0時より廃止すると発表しました。

出入国者は記入を免除されますが、発熱や咳など感染症の症状がある者は率先して税関に健康申告を行うことが求められています。発表文の和訳を公開します。

海关总署公告2023年第151号

当発表は、海关总署公告2023年第151号の中で中华人民共和国海关总署より行われました。以下和訳です。

中華人民共和国国境衛生検疫法および同施行規則の関連規定に基づき、税関総署は2023年11月1日午前0時より、出入国者は《中华人民共和国出/入境健康申明卡》の記入を免除することを決定した。

ただし、発熱、咳、呼吸困難、嘔吐、下痢、皮疹、原因不明の皮下出血等の感染症の症状がある者、または感染症に罹患していると診断された者は、率先して税関に健康申告を行い、税関と協力して検温、疫学調査、医療診断、サンプリング等の健康検疫業務を行わなければならない。検疫の隠蔽等があった場合、それに対応する法的責任を負う。

検疫伝染病を蔓延させた者、または蔓延させる重大な危険のある者は、相応の刑事責任を負う。

当件に関しては先週より噂が広まっており、香港側でも報道が加熱していました。これにより税関の混雑が大幅に緩和されることになります。

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