最新技術を駆使した DJI主催のロボット競技大会「RoboMaster 2019」深センで開催中!(8/3-11)

世界トップのドローン企業DJIが主催し、熱狂的な盛り上がりをみせているロボット競技大会「DJI RoboMaster 2019」が今年も深センで開催中です!

日本からは去年に引き続き「FUKUOKA NIWAKA チーム」が出場しました。タレント/ソフトウェアエンジニアの池澤あやかさん解説のもとニコニコ動画でも配信され、過去最高の盛り上がりを見せています!

この大会、コンセプトも素晴らしいんです!

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RoboMasterとは

RoboMaster といえば、数ヶ月前にDJIがプログラミングできる教育用ロボット「RoboMaster S1」を発売したことで話題になりましたが、この大会は最新の工学技術、ゲーム性、エンターテイメント性が1つになった、次世代ロボットコンテストで2015年から深センで開催されています。今回は4回目となります。「ロボマス」と略されることもありますね。

世界中から177校の大学が参加し7,000人以上の学生エンジニアが参加しているこのロボット競技大会、各予選を勝ち抜いた32組の最強チームが激突します。優勝チームにはゴールドメダルと75,000米ドルが贈呈されるとのこと!

詳細情報は以下のリンクから↓

ルール解説

試合のルールに関しては、以下の解説ページが分かりやすいです。

RoboMasterはロボット同士による「球」の撃ち合い。攻撃ロボットやサポートロボットを駆使して自チームの基地を守りつつ、相手の基地ロボットを討ちに行くバトルです。オペレーターは、直接バトル・ステージを目視で確認することはできません。全てロボットと空中ロボットから送られる映像を頼りに操縦をします。

操作できるロボットは、以下の5種類

  • ヒーローロボット
  • 歩兵ロボット
  • エンジニアロボット
  • 哨兵ロボット
  • 空中ロボット

FUKUOKA NIWAKA RoboMaster特設ページより

日本語公式のルール解説動画はこちら↓

スタジアムも、最新技術を駆使したエンターテイメント性のある舞台になっています!

コンセプトは「エンジニアを、ヒーローに」

「エンジニアこそが、世界で一番かっこいい」とDJI創業者。

以前はあまり日の目を見ない裏方的な役割だったエンジニアですが、今やこの世界を動かしているのはエンジニアだといっても過言ではありません。そのエンジニアが主役のRoboMasterだけあって、この試合に使われる技術がすごいんです。

画像認識、自動運転、ディープラーニング、ネットワーク通信、ドローンなど、最先端のロボット工学技術を駆使したロボットを作り上げて試合に臨みます。

ただのゲームではなく、ハイレベルな技術を要するこのRoboMaster、今後の世界の技術の進歩を左右するのはエンジニアです。世界で活躍できる次世代エンジニアを育てることが目標なのです。

大会は、中国が…「本戦」!

この大会、8/3-11の期間中に予選と本戦があるのですが、面白いのがこの呼び方。

予選は「国際予選」本戦が「中国本戦」と呼ばれるんです。

普通は国内で予選を勝ち抜いて国際試合に臨むというパターンが多いですけど、RoboMasterは逆なんですね。予選を勝ち抜いた海外チームが中国の本戦に乗り込んでいく、という図式!

そして、中国本土内でも熾烈な予選を勝ち抜いたチームが、この本戦に上がることができるんです。ロボティクス先進国である中国にはたくさんの強豪チームがひしめき、試合回数を重ねるごとに技術者の操作経験も向上していくので、中国の実戦レベルはものすごく強いのです。

国際予選の出場チームだけご紹介します。2019年は17チームが参戦しています。
(赤字がFUKUOKA NIWAKAチーム、青字がFUKUOKA NIWAKAチームと対戦した海外チーム)

  1. 弗吉尼亚理工大学 RoboGrinder
  2. 华盛顿大学 ARUW
  3. 香港科技大学 ENTERPRIZE
  4. 德州农工大学 Texas aimbot
  5. 加州大学圣地亚哥 加州大学TR
  6. 福冈联合大学 Fukuoka Niwaka
  7. 宁波诺丁汉大学 甬造访
  8. 粤台&中正 Kinetic
  9. 西浦&利大 GMaster
  10. 麦克马斯特大学 MacFalcons
  11. 俄亥俄州立大学 Vindicator
  12. 普渡大学 BoilerBot
  13. 上理中英 RoboVigor
  14. 罗斯霍曼理工学院 Rosebotics
  15. 女王大学 女王騎士団
  16. 香港大学 HerKules
  17. 浙大-UIUC Meta

会場の様子

8/4の国際予選最終戦を観戦しに行きました!

スケールがすごい!

上のディスプレイ表示で解説も行われ、非常に分かりやすいです。

フィールドの周りにあるモニタ類の数!!!!

解説者席。ここにもボールが飛んで来るのだそう!

FUKUOKA NIWAKAチームの結果は?

試合結果はこちらから

8/2(金)

vs 加州大学圣地亚哥 加州大学TR
0-2 勝

8/3(土)

vs 女王大学 女王騎士団
1-1 引き分け
vs 香港大学 HerKules
0-2 勝

8/4(日)

vs 浙大-UIUC Meta
0-2 勝
vs 香港科技大学 ENTERPRIZE
2-0 敗
vs 上理中英 RoboVigor
2-1 敗

FUKUOKA NIWAKAチームは着々と勝ち星を重ね、Cグループを首位で突破して国際トーナメントへと進みましたが、

8/4(日)の最終戦で、上理中英 RoboVigorチームに僅差で敗れ、国際トーナメント敗退してしまいました…すごく惜しかった!

デザイン賞と団体賞を獲得!

…しかし!

NIWAKAチームのエンジニアロボット/歩兵ロボット/ドローンは、RoboMaster2019のデザイン賞を獲得し、団体賞も同時に受賞したとのこと!

福岡ニワカチーム

3体も同時受賞というのは快挙です!おめでとうございます!

会場チケット購入方法

現在宝安体育館で開催中のRoboMaster、チケット購入は以下のサイトからどうぞ

【深圳】第十八届全国大学生机器人大赛 RoboMaster 2019机甲大师赛

50元から購入可能です。年に一度の歴史的な試合を観戦することができます!

動画Live中継も

以下のサイトから開催中の試合を解説付きで観戦することができます。

ニコニコ動画中継(日本語解説付き)

公式サイトのLive中継(中国語)

WeChat ミニプログラムは最新情報が充実!

実は公式サイトよりもWeChatミニプログラムの方が充実していたりします(中国語ですけど)。

RoboMaster WeChatミニプログラム

上記のQRコードをWeChatでスキャンしてください。

RoboMaster 2020 に向けて!

日本では、来年のRoboMaster 2020に向けてすでに準備が進められ、チームも複数立ち上がっている模様!
そして来年は国内予選も始まるのだそうです。

実力をつけるためにはとにかく試合を行い場数を踏んでいかないといけませんが、現状は日本での対戦相手が不足しているために、FUKUOKA NIWAKAチームは度々海外遠征に行かなければならず、そのための費用も捻出しなければならない状態でした。

国内で有力チームがどんどん誕生することでレベルアップして、もっと上位を狙えるようになります!

冒頭にも述べた通り、今年は「RoboMaster S1」が話題になったために、今後はRoboMasterがもっと多くの若者に知られるようになると思われます。門戸が広がり技術もレベルもアップしていくであろうRoboMaster。これからも目が離せませんね!

深センといえばこの本!
「ハードウェアのシリコンバレー深セン」に学ぶ−これからの製造のトレンドとエコシステム (NextPublishing)
本書は「ハードウェアのシリコンバレー」として世界の注目を集める広東省深セン市がどのような変遷をたどって今の地位を築いたのか、2001年から深センで電子機器製造に従事する筆者の人生を通じて解き明かします。

藤岡 淳一 (著)
ハードウェアハッカー ~新しいモノをつくる破壊と創造の冒険
これまでの常識を破壊し,自らの手で新しいものを生み出していくための考え方や仕組みを,世界的なハードウェアハッキングの第一人者が実体験とともに解説。世界のイノベーションの中心地の1つである深圳におけるビジネスの仕組みや知財の考え方,ニセモノ製品の裏側,子供でも作れるシール式電子回路Chibitronicsなど刺激的な話題を凝縮した驚異の書。エドワード・スノーデン,伊藤穰一(MITメディアラボ所長)ほかテクノロジー業界の著名人の推薦続々!

アンドリュー“バニー”ファン (著), 高須 正和  (翻訳), 山形 浩生 (翻訳) 
メイカーズのエコシステム 新しいモノづくりがとまらない。 (OnDeck Books(NextPublishing))
iPhoneが製造されている中国の工業地帯、深圳。そして最も偽物のiPhoneが「発明」されているのも、深圳。「製造業のハリウッド」と呼ばれるかの地では、秋葉原の30倍の電気街をもち、100倍のベンチャー企業が最先端の電子ガジェットを作り、世界中にクラウドファウンディングで販売しています。そんな「IoT(モノのインターネット)」の中心を、高須正和・井内育生・きゅんくん・江渡浩一郎らが渾身のレポート。日本と深圳で自らベンチャーを行う小笠原治・藤岡淳一も寄稿。解説:山形浩生。

高須 正和 (著)
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深センは中国の経済特区のうちの一つであり、香港に隣接しているという特殊性に加え、中国のシリコンバレーといわれるほど著名なIT企業や最先端技術を有する企業が集結しています。その窓口である華強北電気街へぜひ足を運んでみてください。期待を裏切らない驚きが待っています。

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鈴木 陽介  (著) 
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本作は、問屋街オタクの直近3年間の奮闘記であり、修行録であり、舞台裏についてのお話しです。 さらに著者の過去の知見も加えた自伝記のような構成となっております。

鈴木 陽介  (著) 

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