ついに深センにも人工スキー場がやってきます!融創中国(Sunac)が手がけるこの施設の名称は「深圳冰雪文旅城」と呼ばれ、宝安区の主要プロジェクトの一部にもなっています。
総投資額は182億9,000万元(3,000億円超)。都市部に人工スキー場というとバブル期の日本を彷彿とさせますが、気温の高さから雪が降らない深センでは人気を呼びそうです。
複合施設「为融创华发•深圳冰雪文旅城」
この人工スキー場は、「为融创华发•深圳冰雪文旅城」という名前の他機能複合施設の一部となり、融创中国(Sunac China)大湾区总部主導の元すでに工事が始まっているそうです。
当計画は、宝安市の2021年主要プロジェクトに組み込まれており、総投資額は3,000億円を超える182億9,000万元。2026年12月に完成予定とのこと。
建築面積は1,310,703㎡、そのうちオフィスが742,500㎡、住宅(分譲住宅)300,000㎡、アミューズメント施設 100,000㎡、商業施設 99,733㎡(地下商業施設 7,291㎡)、飲食・ホテル 49,000㎡,公共施設 19,470㎡。巨大です。
中国の人工スキー場は各地に存在
中国にはこのような人工スキー場がいくつか存在します。融创中国は2017年から現在までに、6つの複合施設「融创雪世界/Sunac Snow World」をオープンさせており、年間総入場者数は240万人と推定されています。
広州にも2019年に複合施設「广州融创文旅城」がオープン。オープン当日は30万人が詰め掛けたのだそう。
建設予定地
建設予定地は、宝安区の国際会展中心に隣接しているエリア。
百度地図でも「深圳冰雪文旅城」と検索すると以下のように表示されます。
宝安国際空港からも近いため、空港周辺のホテルは人気が出そうですね。
また完成時には(現在建設中の)地下鉄20号線も開通していることでしょうし、アクセスも良くなる「深圳冰雪文旅城」。雪を見たことのない現地生まれのお子さんにも喜びそうな施設です。
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