epis Education Centre主催による 「深圳」×「教育」企画: ”イノベーション都市としての深圳” 教育セミナーは、定員を超える32名が出席し大盛況のうちに終えることができました。終了レポートをお伝えします。
出席者の中にはお子様の教育に関心のある海外駐在のお母様方のみならず、部品製造関連の第一線で活躍されている方、日本と香港・深センの架け橋となる貿易業を営んでいる方、また中国を中心とした投資ビジネスを展開されている方なども参加されました。
最初に参加者は、华强北の「SegMaker」内部で行なわれている各スタートアップ企業のメイカースペース・コワーキングスペースを訪れ、最先端の研究開発現場を見学したのち、東京大学 社会科学研究所 伊藤亜聖 准教授によるセミナーを受講しました。
中国は現在、Alipay(支付宝)・WeChat(微信)によってキャッシュレス社会が実現し、そのエコシステムを元にMobike・ofoなどのシェアサイクルサービスが登場し、大きなムーブメントを巻き起こしています。
その中でも「中国のシリコンバレー」と言われている広東省深圳市では、WeChat企業のテンセント(騰訊)・ドローン企業のDJI(大疆)・世界1位のEV自動車メーカーBYD(比亜迪)・世界3位のスマートフォンメーカーHUAWEI(華為技術)・「Mbot」で知られるプログラミング教育ロボットカンパニーMakeblock(创客工场)などのテクノロジー企業が次々と生まれ、最も勢いのある都市となっています。
当セミナーでは、深センがなぜここまで急速に発展し世界的なイノベーションを起こすことができたのか、その理由を特許数・研究開発費・人口構造・部品生産台数の内訳など各方面から裏付けられたデータを用いた伊藤先生の分かりやすい講義により、次世代を担う子供達がここ深センでプログラム教育・STEM 教育をどのように活用していけばよいのか考えるよいきっかけを得ることができました。
セミナー終了後、出席された幾人かのお母様方にインタビューし、当セミナーの感想や深センに住む日本人の教育に関する貴重な生の声をお聞きすることができました。インタビュー結果は以下のリンクよりご覧ください。
今後も深セン在住の日本人に役立つセミナー・イベント(ドローンレッスン(英語)、MakerFaireShenzhenツアー、PETS(プログラムロボットのワークショップ)、Makeblock(STEM教育のワークショップ)など)が企画進行中です。
イベント詳細が決定次第当サイトにて紹介していきます。また、「このようなイベントを開いてほしい」といったご要望も受け付けています。
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