【News】JENESIS 創業者 藤岡 淳一さんが「WIRED Audi INNOVATION AWARD 2019」を受賞!

たびたびShenzhen Fanでもご紹介していた、深センで数多くのスタートアップ支援をしている電子機器工場「JENESIS」創業者の藤岡淳一さんが、この度「WIRED Audi INNOVATION AWARD 2019」を受賞されました!

藤岡さんの功績は、深センにいる私達や同じ業界にいる人達から見れば有名な話で言うに及ばずですが、こうやって外部の方々から世界を変えるイノベーターとして表彰されていく様子を見ると、業界の垣根を超えて認知されていっているのが分かりますし、すごく嬉しいことですね。

まず、この「WIRED Audi INNOVATION AWARD 2019」とは何か、どれくらい凄いことなのか簡単にご紹介します。

話題の新刊!
プロトタイプシティ 深センと世界的イノベーション
「まず、手を動かす」が時代を制した。次にくるメガシティはどこか!?
スーパーシティよりも、まずプロトタイプシティ! テンセントが未来都市を作る街、新時代都市・深セン。 成功の鍵は“プロトタイプ駆動”にあった。

高須 正和 (編集, 著), 高口 康太 (編集, 著), 澤田 翔 (著), 藤岡 淳一 (著), 伊藤 亜聖 (著), 山形 浩生 (著)

「WIRED Audi INNOVATION AWARD」とは?

「WIRED」は、ビジネス/インターネット/ジャーナリズム/カルチャーなどを扱う超有名雑誌・Web媒体ですが、最近はテクノロジーに重きを置いているようですね。

WIRED 公式サイト。現在はトップページに藤岡さんの記事も表示

 

そのWIREDが、Audiと始めたプロジェクト「WIRED Audi INNOVATION AWARD」。公式サイトには以下の説明が書かれていました。

優れた発想力と革新によって「新しい未来」をもたらすイノヴェイターたちを支えるべく、『WIRED』日本版とAudiが2016年にスタートしたプロジェクトの第3回。世界3カ国で展開されるグローバルプロジェクトにおいて、日本では世界に向けて世に問うべき"真のイノヴェイター"たちと、Audiがもたらすイノヴェイションを発信していきます。

世のなかの“常識”を疑い、世界を変えていく。
その情熱と発想力、勇気、行動力が生み出すイノヴェイションは、
新たな未来をもたらすものである。

4年目を迎える2019年は、Audiがもたらしたイノヴェイションと、
未来に向けた革新をもたらした20組の人々を称え、顕彰していく。

公式ページはこちら

 

起業家・デザイナー・活動家・研究者・博士・監督など、様々な分野で独創的な役割を果たした方々に贈られるこの賞。過去に選出された方々の話も公式ページで取り上げられていますが、一つの物やシステムを創り上げるために苦労した点なども綴られており、非常に勉強になります。

WIREDの藤岡さんインタビューページはこちらから

全文インタビューはここで読むことができます。

インタビューは名言だらけ!

インタビュー内容を少し抜粋させていただきました。色々な名言が飛び交っています!

「いまの日本では「軽いIoT」を求めておられる企業が多い」

「深圳を利用するのではなく、そのエコシステムそのものになろう、と思った」

「若い世代の人たちは自らイノヴェイションを起こそうとしている。そのときに、深圳にあるサプライチェーンが役に立つ。」

「この深圳にもっと深く入り込みつつ、いいところも悪いところも自分たちでカヴァーしながら、IoT時代の日本企業に向けた新たな製造受託をやろう──。」

「うまくいかないときでも、製品自体がささやく瞬間がある。その声を拾って直してあげる。」

「日本には「出る杭」という表現がありますが、中国では個性こそがデフォルトです。現状を否定することから、すべて始まっていく」

JENESIS工場見学の予定はこちらから

私はハードウェア関係の知識はあまり持ち合わせていないのですが、深センの成長を知る上では欠かせない分野なので、今までたびたび藤岡さんの工場にお邪魔して色々な話を聞いてきました。毎回新たな発見があるので深センを訪れる方はぜひ一度見学をするのをお勧めします。

工場見学(オープンデイ)の予定は、随時このfacebookページにて公開されています。

先回見学したJENESIS工場の様子。日本クオリティの清潔さを実現していて整然としています。

 

もっと知りたい方には「「ハードウェアのシリコンバレー深セン」に学ぶ−これからの製造のトレンドとエコシステム」がお勧め

以前に、Shenzhen Fanでもご紹介した藤岡さんの著書「「ハードウェアのシリコンバレー深セン」に学ぶ−これからの製造のトレンドとエコシステム」が深センの歴史たこれからの流れを知る上ですごく役に立ちます!

「未来に向けた革新をもたらした」

「WIRED Audi INNOVATION AWARD」の説明にも書かれていた、受賞者は「未来に向けた革新をもたらした」という言葉、
言うのは簡単ですが、これ、まさにその通りでガチなんですよね。

JENESIS外観

藤岡さんは、日本のスタートアップが開発費を抑えながらも最先端の技術を使うことができるように深センのサプライチェーンを駆使することでアイデア商品を開発するハードルを格段に下げてくれましたし、その結果として世に送り出したポケトークやJapan Taxiのタブレット、またビットキーなどのIoT製品が大ヒット。日本が時代の波に乗り遅れることがないように尽力されているのがよく分かります。

日本人ならではの発想を実現するために、深センのエコシステムを活用し、また自らがエコシステムとなって高いクオリティの製品を開発し続けているJENESIS。

藤岡さん受賞おめでとうございます。これからも数多くの新製品がJENESISの手によって深センから世に送り出されていきますね。今後の展開がすごく楽しみです!

深センといえばこの本!
「ハードウェアのシリコンバレー深セン」に学ぶ−これからの製造のトレンドとエコシステム (NextPublishing)
本書は「ハードウェアのシリコンバレー」として世界の注目を集める広東省深セン市がどのような変遷をたどって今の地位を築いたのか、2001年から深センで電子機器製造に従事する筆者の人生を通じて解き明かします。

藤岡 淳一 (著)
ハードウェアハッカー ~新しいモノをつくる破壊と創造の冒険
これまでの常識を破壊し,自らの手で新しいものを生み出していくための考え方や仕組みを,世界的なハードウェアハッキングの第一人者が実体験とともに解説。世界のイノベーションの中心地の1つである深圳におけるビジネスの仕組みや知財の考え方,ニセモノ製品の裏側,子供でも作れるシール式電子回路Chibitronicsなど刺激的な話題を凝縮した驚異の書。エドワード・スノーデン,伊藤穰一(MITメディアラボ所長)ほかテクノロジー業界の著名人の推薦続々!

アンドリュー“バニー”ファン (著), 高須 正和  (翻訳), 山形 浩生 (翻訳) 
メイカーズのエコシステム 新しいモノづくりがとまらない。 (OnDeck Books(NextPublishing))
iPhoneが製造されている中国の工業地帯、深圳。そして最も偽物のiPhoneが「発明」されているのも、深圳。「製造業のハリウッド」と呼ばれるかの地では、秋葉原の30倍の電気街をもち、100倍のベンチャー企業が最先端の電子ガジェットを作り、世界中にクラウドファウンディングで販売しています。そんな「IoT(モノのインターネット)」の中心を、高須正和・井内育生・きゅんくん・江渡浩一郎らが渾身のレポート。日本と深圳で自らベンチャーを行う小笠原治・藤岡淳一も寄稿。解説:山形浩生。

高須 正和 (著)
これ一冊でもう迷わない!!問屋街オタクが教える深セン電気街の歩き方(探検MAP及び書籍内リンク付き): 中国深センの巨大電気街「華強北」探検MAP 問屋街オタクシリーズ Kindle版
深センは中国の経済特区のうちの一つであり、香港に隣接しているという特殊性に加え、中国のシリコンバレーといわれるほど著名なIT企業や最先端技術を有する企業が集結しています。その窓口である華強北電気街へぜひ足を運んでみてください。期待を裏切らない驚きが待っています。

鈴木 陽介  (著)
これ一冊あれば大丈夫!!広東アパレル問屋街15ヶ所一挙大公開!(探検MAP及び書籍内リンク付き): 中国広州、中山、東莞、深センのアパレル問屋街探検MAP 問屋街オタクシリーズ Kindle版
本書は中国広東省にあるアパレルの問屋街をまとめて紹介しております。 その数なんと、15ヶ所!本書を通じて、広東省にある問屋街の多様さをぜひご体感ください!

鈴木 陽介  (著) 
問屋街オタクの深セン起業「ウラ話」: 華強北でハースタしています!!【改訂進化版】 問屋街オタクシリーズ Kindle版
本作は、問屋街オタクの直近3年間の奮闘記であり、修行録であり、舞台裏についてのお話しです。 さらに著者の過去の知見も加えた自伝記のような構成となっております。

鈴木 陽介  (著) 

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事