深セン市のシェアサイクルは高精度測位技術搭載版にアップグレードー不法駐輪撲滅へ

数年前から市民権を得ているシェアサイクル。これは非常に便利な反面、駐輪の問題が付きまといます。

深セン市では6月10日から、各社シェアサイクル車両が中国の国産GPSを利用した北斗高精度測位技術搭載車にアップグレードされています。これによりユーザーは指定エリアに駐輪するよう促され、秩序ある駐輪が行われてゆくことになります。

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南山区と宝安区で定点駐輪の試験運用

深セン市ではシェアサイクルの管理を強化するため、南山区と宝安区では2020年4月より順次定点駐輪の試験運用を展開しています。

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その結果、南山区の桃園街道と西丽街道では、指定枠内の駐車率がテスト開始時の77%から96.8%に上昇し、駐輪の秩序も大きく改善されました。

2021年6月10日より4区にて正式運用

2021年6月10日より、福田区、羅湖区、塩田区、南山区の4区において、中国の国産GPSを利用した北斗高精度測位技術によるシェアサイクルの定点駐輪が正式に開始されました。

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これにより駐輪場の正確な測定が行われ、高精度な座標データが収集され、各事業者に必要な情報が提供されます。

「美团单车」(Meituan)、「哈啰单车」(Hello Bike)、「青桔单车」(DiDi Bike)などのシェアサイクル運営事業者は、以下の準備が求められています。

GPS搭載の新型自転車に切り替え

シェアサイクル運営事業者は、福田区、羅湖区、塩田区、南山区にあるすべてのシェアサイクルを、北斗高精度測位技術を搭載した車両にアップグレードする必要があります。

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現在、このような高精度測位車両は15万1,000台あり、市内の総台数の39.8%を占めています。そのうち12万4,000台が福田区、羅湖区、塩田区、南山区にあるのだそう。

アプリで駐輪エリアを指定

GPSにより高精度な位置決めが行われ、車両の最適なピックアップ&返却処理が行われます。

アプリ起動時には、指定エリア内に駐輪しない場合のペナルティ(5~20元の罰金)情報も表示されるようです。

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駐輪の案内や車両の清掃をするためのスタッフも増員します。

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Hello Bikeでは、「哈啰出行APP」アプリを使用して、地図上に "P "と表示されているエリアを探します。

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駐輪エリア内で「我要还车」ボタンをタップし、手動でロックすると課金が終了します。

10月には宝安、竜崗、竜華、光明区でも展開予定

現在は、他のエリア(宝安、竜崗、竜華、光明区)でも車両交換作業を展開中。作業は今年の9月末までに完了します。市内で稼働しているすべてのシェアサイクルは高精度測位技術搭載車にアップグレードし、10月からはシェアサイクルの定点駐輪モデルを本格的に普及させる予定です。

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最新の高精度測位技術を活用したシェアサイクルの新時代はもうすぐ到来します。深セン市以外では武漢、厦門、成都などでも車両のアップグレードは進んでいるようですが、今まで社会問題ともなった不法駐輪はこれで解決に向かい、利用者も定点駐輪の良い習慣を身に着けていくことができそうですね。


Source:

深圳交通:6月10日起,共享单车要这样停!违停将…

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