1月8日に深センと香港をつなぐ口岸が順次通関を再開し、朝早くから多くの人が並んで家族や友人との再会を喜びました。
蛇口から香港に向かうフェリーも運航を再開。初日は300人ほどが香港から深センの便を利用したようです。まだ様子見の人も多いようですが今後利用者数は増えていくと思われます。
最短10分台で通関完了
香港行政長官の李家超氏は8日の朝に落马洲口岸を訪れ現場を視察しました。陸上の口岸には通関開始を待つ人々の列ができました。中には2時間前から並ぶ人もいたのだそう。
深圳湾口岸では6時30分に通関が始まり、6時40分頃に最初の入境者が、福田口岸では6時30分に通関が始まり、7時前後に最初の入境者が、文锦渡口岸では7時に通関が始まり、7時23分に最初の入境者が出てきました。
入境の目的は様々で、香港観光の後フィリピンやアメリカに飛ぶ旅行者や、香港ディズニーランドに行く人も。中には香港の家族を驚かすため秘密裏に入境する人もいたそうです。
蛇口フェリーのチケットはまだ余裕あり
フェリーの運航が再開された1月8日、多くの方々が香港行きの便に乗船しましたが、チケット自体はまだ余裕がありました。まだ開始直後で心理的な適応が必要なのかもしれません。
福田口岸ではボランティアが旅行者を手助け
福田口岸では、20人以上のボランティアが待機しています。このボランティア団体は通関再開2日前に特別訓練を行い、出発ロビーで香港に向かう旅客の予約システム記入をサポートしたり、香港から入境する旅客にバスや地下鉄の案内を行っているのだそう。
香港から中国本土への旅行予約数はすでに約30万件超え
深圳の出入境事務所によると、8日の時点で、香港から中国本土への旅行予約が約30万件行われたのだそう。そして同日には約200人がフェリーで香港に向かい、また300人が香港から深圳にフェリーで移動したとのこと。この数はますます増えていくものと思われます。
Source:
ShenzhenDaily:Video | SZ-HK cross-border travel resumes 深港恢复通关
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