本当に今年の夏はいろいろなことがありましたが、その最後を飾るイベント「8月度ニコ技深センコミュニティ」が、華強北国際創客中心 (HuaQiangbei International Maker Centre)にて開催されました!
(深センはあと2−3ヶ月まだ夏が続きますけどね…)
今回のゲストは、金沢大学の電子情報通信学類 教授 秋田純一先生!
目次
金沢大学 秋田純一 工学博士
秋田先生は、金沢大学 電子情報通信学類で教鞭を取っておられ、電子デバイス・電子機器、知能情報学が専門分野です。
過去に携わった研究、今現在取り組んでおられるテーマに加え
分析・実験の方法など多岐にわたって教えてくださいました。
半導体チップをバーナーで炙って分解したり(!)
新型と旧型チップを分解して、顕微鏡で回路を解析して本当にムーアの法則通りに進んでいるのか検証したり、
本物とニセモノのICチップを比較して、どこがどうニセモノなのか検証したり…
また、先生の視点から見た深センなど、多岐にわたって情報を共有してくださいました。
基盤・チップ設計に携わっている方にとってはたまらない講義だったと思います!
Q&A・高須さんとのフリートークも
フリートークは今までの色々な体験談とか、本当に面白い話がどんどん出てきました。
深センで売られている、700円と3000円のアクションカメラを買って、どこがどう違うのか内部を分解してみた話とか、华强北で何を買ったらいいのか?といった話も盛り上がりました!
秋田先生のアイデア商品!
秋田先生は、「LEDテープにそっくりなマスキングテープ」とか「無駄な抵抗コースター」など、様々なアイデア商品も作っておられます。
以下のスイッチサイエンスのサイトから購入できます!
TROUBLE MAKERでおなじみの「華強北国際創客中心」
今回の会場は、IDEAPORT 代表の鈴木陽介さんのご厚意により、北欧の技術者の割合が(相対的に)多いメイカースペース”TROUBLE MAKER”でおなじみの「華強北国際創客中心」にて行われました。
鈴木陽介さんはこのメイカースペースに入居されていて、Amazonで好評発売中の「中国深センの巨大電気街「華強北」探検MAP」などいくつかの書籍を出版されていたり、IoT製品の開発も行なっておられます!
IDEAPORTのサイトはこちらから↓
学生・教育関係者が多かった!
今回は、講師が秋田先生ということもあり、日本の大学教授や生徒さんなど教育関係の方の比率が多かった気がします。
夏休み最後の訪問先を深センに選んでくださったのは嬉しい限り!
また、香港在住の方々もいつになく多かったですね。情勢が大変な中楽しいひと時をありがとうございました!
夕食は…雲南料理「云海肴」
夕食は、华强北近くにある鈴木陽介さんお勧めのお店「云海肴」にて雲南料理を楽しみました。
ここ、すごく美味しかったので次回特集します!
次回は(9/16) JENESIS オープンデイにて!
次回も豪華ゲストのスピーチが行われます!
ゲストは…翼彩創新科技の川ノ上 和文氏!楽しみですね!
参加申し込みはこちらからどうぞ↓