世界のハブ空港を目指すべく、ここ数年で猛拡大を続けている深圳宝安国際空港(深圳空港)ですが、2019年にはここから世界60都市への直行便が接続されたのだそうです。
先日ANAも「深センー成田」便を2020年サマーダイヤから就航すると発表したのに加え、2020年4月には深圳航空が「深センー福岡」便を就航開始予定で、日本とのつながりもますます強化していきます。
目次
洗練されたデザインの深圳空港
イタリアの建築家 Massimiliano Fuksas とドイツの Knippers Helbig による設計
宝安空港といえば、イタリアの建築家 Massimiliano Fuksas とドイツの Knippers Helbig による設計により2013年に造られて以来、香港国際空港・広州白雲国際空港と並ぶ中国南部の3大空港と呼ばれてきました。
無印良品設計のパブリックスペース
2019年5月には、無印良品がT3ターミナルにパブリックスペースをデザインしました。
「休憩エリア」と「ビジネスエリア」に分かれています。
ビジネスエリア。使ってみたいですね!
Photo via 無印良品
国際旅客数は、(2015年)166万人→(2019年)500万人に
このように、デザインにも非常に力を入れているのがよく分かる深圳空港ですが
2019年12月18日の時点で、深圳空港は年間500万人の国際旅客数を超えたのだそうです。
Photo via 深圳商报
2015年時点の深圳空港の国際旅客数はわずか166万人でしたが、 2016年に国際航空ハブにアップグレードされ、近年は30%以上増加してきたとのこと。
世界60都市への直行便接続達成!
2019年時点で深圳空港からの直行便が就航されている都市は以下のとおり。
ヨーロッパ:
フランクフルト、モスクワ、ブリュッセル、マドリード、サンクトペテルブルク、チューリッヒ、ウィーン、ロンドン、パリ、ダブリン、ローマ北米:
シアトル、ロサンゼルス、バンクーバーアフリカ:
ヨハネスブルグオセアニア:
シドニー、オークランド、メルボルン、ブリスベン、ケアンズ、ダーウィンアジア:
シンガポール、ソウル、クアラルンプール、バンコク、サバ、プーケット、バリ、大阪、ホーチミン、東京、ドバイ、ジャカルタ、ダナン、ニャチャン、チェンマイ、プノンペン、ハノイ、ルアンパバーン、ビエンチャン、チェンライ、西ハヌック、セブ、マンダレー、ハイフォン、ヤンゴン、マニラ、テルアビブ、名古屋、ユントゥン
今後も国際路線を開設予定
現在分かっている開設予定の路線は以下の通りです。
済州、ペナン、フーコック、バタム、カトマンズ、福岡
ついに福岡!詳細は次項に記載します。
深圳航空「深センー福岡」直行便は、2020年4月11日に就航!
深圳航空で、4/11から直行便が就航開始されます。以下のサイトから予約可能です。
「深圳航空」公式サイト
今まで福岡から深圳空港に行くには、大連など中国の他の都市を経由しなければならなかったので不便でした。
(というよりも大抵は香港空港の路線しか選ばなかったと思いますが)
深センユーザーにとって、選択肢が増えるのはありがたいですね!今後の展開も期待大です!