中国KFCのビヨンドミート食品は四川風!
先日の中国マクドナルドに引き続き、中国KFCでは植物肉の新メニューが登場しました。トルティーヤに包んで四川風のタレで味付けした「植世代 川辣嫩牛五方」(植物性四川風スパイシービーフ)と「植世代 黄金鸡块」(植物性チキンナゲット)、そして牛乳を使わないオートミールラテも提供中!
目次
「植世代系列」第二弾
中国の人口肉といえば、先日中国マクドナルドが植物肉の地域限定メニューを出したことで話題になりましたが、中国KFC(ケンタッキー・フライドチキン)も2020年4月に一度「植世代黄金鸡块」(植物性チキンナゲット)「植世代牛肉芝士汉堡」(植物性ビーフチーズバーガー)を17都市の300以上のレストランで提供しました。
今夏登場した新メニューはその第二弾。前回に引き続き世界的な植物性肉のパイオニア「Beyond Meat」(别样肉客)とのコラボレーションで、現在のところ以下のエリアで提供中。
北京、杭州、宁波、温州、上海、苏州、无锡、成都、昆明、重庆、呼和浩特、天津、哈尔滨、大连、沈阳、长春、济南、青岛、郑州、广州、海口、南宁、深圳、珠海、福州、厦门、南京、长沙
「植世代 川辣嫩牛五方」(植物性四川風スパイシービーフ)
今回、KFCは定番メニューの「川辣嫩牛五方」(四川風スパイシービーフ)を植物性にアップデートして提供開始。植物ビーフパテ(牛肉風味の植物性タンパク質)を焼き上げ、本場四川のスパイシーソースをかけ、コーントルティーヤとレタス、ダイストマトをトッピング。
「植世代 黄金鸡块」(植物性チキンナゲット)
チキンナゲットも植物性(チキンと表記されていますが植物性タンパク質を原料としています)。2020年に期間限定で提供されたものと恐らく同等のメニューです。
植物性ドリンク「冰燕麦拿铁」も提供中
ドリンクも「植物性」。世界有数のオートミールブランド「OATLY」と提携して、植物性ドリンクとして5月24日に新商品「冰燕麦拿铁」(アイスオートミールラテ)を発売しました。
世界5大産地のアラビカ種コーヒー豆を挽きたて使用、コレステロール0、トランス脂肪酸0、乳糖不耐症など多くのメリットを持つ「OATLY咖啡大师燕麦」(純粋なオーツ麦の植物性飲料)をブレンドしたコーヒーです。
プラスチック製ストロー・食器の排除へ
中国KFCでは、2021年1月より全国の6,900店以上のレストランでプラスチック製ストローの使用を中止し、6,300店以上のダイニング・テイクアウトで使い捨てのプラスチック製食器を木製食器に変更。3,800店以上のKFCのテイクアウトと持ち帰りで使用するプラスチック製バッグを紙製バッグまたは生分解性プラスチック製バッグに変更したとのこと。
環境保全や健康志向の世界的な流れにより、中国食肉市場でも変革が起きていますね。今回の中国KFCの出した新メニューはオリジナルにどれほど近い味となっているでしょうか?ぜひ試してみてください。
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