11月10日より、深セン公園文化シーズン(深圳公园文化季)が始まり、深セン市内の各公園にて様々なイベントが催されています。音楽会、スポーツイベント、バザーなどその数400以上!2022年3月まで開催されます。
深セン公園文化シーズン
「深セン公園文化シーズン」(深圳公園文化季)は、深センが「公園都市」の建設を推進し、生活サービスに対する需要に応えるための重要な取り組みの一つ。今年は深セン各地の公園で2022年3月までの長期にわたって文化的イベントが開催されます。
45の公園で400以上のイベントを開催
市内の全区にある45の公園(緑道)で、草原、森林、海岸、水の回廊、ビーチなどあらゆる種類の公園を網羅し、フラワーショー、文化創造市場、クラシック音楽、スポーツ大会、自然教育、美術展、団体芸術、文化イベントなどの75カテゴリー、400以上のイベントが一般市民や来場者に向けて開催予定。
宝安区滨海文化公园の草地音乐节や、大梅沙海滨公园の“浪漫梅沙湾”新年音乐节、光明小镇欢乐田园の“花开光明、生活乐章”花海田园音乐会などの音楽祭に加えて、コンサートやスポーツカーニバル、子供向けミュージカルや自然教育カーニバルなど芸術文化活動が行われます。
特に、莲花山草地音乐节、仙湖森林音乐会、深圳湾音乐会の3大音楽祭は深セン公園文化シーズンの中核をなすものなのだそう。また、先日当サイトでご紹介した深セン人才公園の「深セン湾公共アートシーズン 2021」もこれらイベントの中に数えられます。
また、BMXやスケートボードを用いた「世界极限运动表演」(ワールドエクストリームスポーツカーニバル)と呼ばれるスポーツイベントは今年も開催予定。他にも竜華区の阳台山绿道で行われるサイクリング大会や罗湖区淘金山绿道、坪山区中心公园、光明区大顶岭绿道などで開催されるウォーキング大会も話題です。
今年からは「公园市集」バザーを導入
今年からは”パークバザー”「公园市集」を導入。蓮花山公園ではUpperHillsと協力した生活バザーエリアを設置、前述のワールドエクストリームスポーツカーニバルでは初のインタラクティブな屋台が登場します。宝安滨海文化公园では文化クリエイティブマーケット、龙城公园ではカラフルなウィークエンドマーケットも開催予定。
様々なパフォーマンスに加えてブックバーも設置
また、大湾区エリアにある地元の自然教育機関が集まり、さまざまな自然体験を一般の方々に提供する催しも。 荔枝公园の文化的演出、深圳国际园林花卉博览园(园博园)で行われる第十七届来深青工文体节青工歌手音乐会、白石龙音乐公园で行われるフラッシュモブパフォーマンス、中山公园で行われる幸福南山社区表演专场パフォーマンスなどが挙げられます。
11月7日、深圳市中心公园で「风雨轩」が正式オープン。公園のブックバー、自然教育センター、ビジターサービスセンターが一体となった多機能な公園生活サービススペースです。
他にも儿童乐园内に“万花筒”ブックバーがオープンし、子どもやティーンエイジャーを対象とした読書会や親子読書会などが企画されています。これまでに市内の公園にはさまざまな種類のブックバーや図書館が42カ所建設され、年内には50カ所に達する見込みです。
深センには現在、さまざまな特徴を持つ公園が合計1,206カ所あるようですが、それぞれの特性を活かしたこのようなイベントは今後も広がっていくと思われます。
EyeShenzhen: Park Culture Season to start 深圳公园文化季400余项活动等你参加