深セン市は毎日3万5,000通の国際郵便を完全消毒:消毒手順を公開

深セン市で発生した新型コロナ市中感染が国際郵便に起因している可能性が濃厚なことから、市では毎日届けられている3万5,000通の国際郵便を完全消毒していますが、どのような手順で消毒が行われているのでしょうか?

深センのメディアにより公開された手順を見ると、複数回の消毒後合計48時間荷物を留め置くなどかなり厳重な対策が講じられていることが分かります。

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世界200以上の地域から届けられる国際郵便物

深セン市には、主に香港や台湾、日本、アメリカ、韓国、フランス、ドイツ、オーストラリアなど世界200以上の国と地域から毎日3万5,000通の国際郵便が届けられてきているようです。

郵便経路を通じて新型コロナウイルスが広がるのを避けるため、深セン市内の郵便企業や宅配企業は、国際郵便物の取り扱い時に消毒や換気などの作業をしっかりと行うよう求められています。外包装の全面を1枚ずつ消毒し、消毒記録を保存するように指示されているのだそう。

国際郵便のトラックが敷地に入ってから、国内業務に引き渡されて処理されるまで、4回の消毒、6面の消毒、そして合計48時間留め置く作業が必要です。

国際郵便の輸送車両が敷地に入ると、以下の3つのステップが実施されます。

消毒手順

1. 輸送車両の車内消毒(30分)

まず、輸送車両の車体、ハンドル、リフトスイッチ、ドアロックなどに手動で消毒スプレーを行い、 同時に車内を30分間消毒します。

2. 六面を消毒後、24時間留め置き

続いて、郵便物を降ろしてベルトコンベアで搬送し、消毒スプレー機で荷物6面(=全面)を消毒後、(万が一新型コロナウイルスが付着していても死滅するように)24時間その場に留め置きます。

Image via 深圳发布

3. 荷物を開封し消毒、再度24時間留め置き

さらに、すべての荷物を開封し、今度は荷物の内側に消毒スプレーを行います。その後荷物をパッケージに戻し、再び24時間留め置きます。

その後もさらに消毒散布が行われた後、国内業務に引き渡されて配送されます。

市郵政局の関係者によると、国際郵便は袋、箱、手紙といった形状の違いがあり、ベルトコンベアでの一斉噴霧では消毒が不完全なため、一つ一つ着実に消毒する必要があると語っています。

海外郵便物受け取り時の注意点

深セン市では、海外からの郵便物を受け取る際に以下の注意を促しています。

  • 受け取り時にはマスクと使い捨て手袋を着用すること
  • 非接触で配達員との引き渡しを行うこと
  • 開梱の際はなるべく屋外で行い外装箱はできるだけ持ち帰らないこと
  • 箱を持ち帰る必要がある場合は、塩素系消毒剤または75%アルコールで内・外装を消毒すること
  • 郵便物を扱った後は、手袋を外し、マスクを交換し、流水で手を洗うか手指消毒剤を使用して、汚れた手で口や目、鼻に触れないようにすること
Image via 深圳发布

また、先日は国際エクスプレス貨物を受け取った深セン市民に対して3日以内にPCR検査を完了するようにとのアナウンスも発表されています。

深セン市では現在、光線による消毒も検討されており、より一層の消毒強化を試みているとのことです。

広州市や上海市などでも国際郵便の消毒強化が実施されていると報道されており、この以前にも増して徹底された国際郵便の消毒は方法は中国各地で実施が進んでいるようです。これにより中国国内で散発していた新型コロナ感染者が抑えられるのか注目です。


Source:

深圳发布:直击深圳国际快递包裹消毒:4次消毒+静置48小时,光束消杀

深圳特区报:深圳每天3.5万件进口快件全消毒,市邮政管理局提醒市民这样做

南方日报:直击广东国际邮件消杀现场!日处理约10000件,两次消毒+两次消杀

Shanghai Observer: 奥密克我威胁下,上海的国际快递安全吗?来这里看看答案

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