2023年は世界中で「観測史上最も暑い夏」となりましたが、2024年3月22日に深セン市は正式に夏を迎え、例年より29日も早い「観測史上最も早い夏」を記録しました。
3月20-24日の深セン市の平均気温は22.6度
深圳福田国家基礎気象台(深圳福田国家基本气象站)の観測データによると、3月20日~24日の5日間の深圳市における平均気温は22.6℃となりました。その後の5日間の平均気温も22℃を下回らないことから、深圳市は2024年3月22日に夏を迎えたと発表しました。
深センの平均入夏日は4月20日
深圳における平均的な夏の始まりは4月20日ですが、これよりも29日早く、これまで(深センの気象記録(1952年)以来)で最も早い夏の記録(以前は2021年3月25日)も更新しました。
2023年は「最も暑い夏」
世界気象機関(WMO)は、2023年の世界平均気温の上昇が極めて高く、2023年が記録上最も暑い年であると公式発表しましたが、深圳は早々に2024年も暑い年になりそうであることを示しています。
清明節は雨の多い深圳
本日(4月4日)より清明節が始まった中国ですが、この時期の深圳は雨が多いと言われています。
例年の清明節期間中の深圳の気候は温暖で湿度が高く、日照時間が短い傾向にあり、平均相対湿度は78%、平均日照時間は4.5時間、曇りの確率は30%とのこと。
今年も曇りが多く、気温は25~31℃で、短い雷雨を伴います。突然の雨にご注意ください。
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