1月26日0時より、深セン市では全域が低リスク地域となりました。1月6日の市中感染発生から20日間、全市民一斉PCR検査や一部エリアのロックダウンなど怒涛の対策が取られましたが、次々と解除のアナウンスが発せられています。
Photo via ShenzhenDaily
目次
行程カードの「※」マークも解除
深セン市全域が低リスクになったことから、今まで行程カードに表示されていた「※」マークも解除となりました。同時に地下鉄・フェリー・空港など各施設で課せられていた制限も解除に向かっています。
ShenzhenDaily:SZ low-risk area for COVID-19 深圳全域低风险行程码摘“星”,离深不再需持48小时核酸阴性证明
1月6日の市中感染発生から20日間に渡り、以下のような制限が次々と課されていましたね。
今回発せられている解除のアナウンス(一例)をご紹介します。
深セン出境時の48時間以内PCR陰性証明提出が不要に
深セン市全域が低リスク地域となったことから、1月26日以降は48時間以内のPCR陰性証明書がなくても深センを出境できるようになりました。
2・3号線の地下鉄サービス再開
感染者がよく利用していたり、居住地に近かったことからサービスが停止されていた、地下鉄2号線の莲塘口岸、仙湖路、莲塘駅は1月21日から再開、地下鉄3号線の草埔駅は1月26日から再開となりました。
深圳地铁metro:深圳地铁2号线莲塘口岸站、仙湖路站、莲塘站恢复正常运营!
深圳地铁metro:深圳地铁3号线草埔站自1月26日起恢复正常运营
深セン空港は入場時48時間以内の陰性証明提示不要に
深セン空港ではターミナル入場時に48時間以内のPCR陰性証明書提示が求められていましたが、提示は不要になりました。しかしフライトの際は目的地の感染状況によって陰性証明が必要となる場合があるため要確認となります。
深圳机场发布:深圳机场:进入航站楼不再需持48小时核酸阴性证明,乘机请提前了解目的地防疫政策
フェリー便は順次運航再開
蛇口フェリーでは、運航を停止していた遊覧ツアー「湾区海上游航线」が1月25日に再開、加えて蛇口ーマカオ(外港、氹仔)便も1月26日より再開です。
市内バスステーションも業務再開
フェリーと同様にサービスを停止していたバスステーションも業務再開。特に中リスク指定されていた布吉エリアのステーション「布吉汽车站」は1月24日に業務再開です。他のバスステーションも坪山区以外は通常稼働している模様。
市内各施設も徐々に営業再開
市内の各イベント施設も順次営業再開しています。以下一例をご紹介します。
仙湖植物园
仙湖植物园は1月18日より開園再開(一部営業停止エリアあり)
地王观光·深港之窗
深セン福田区の有名ビル「地王大厦」も、1月20日から再オープン。
红立方科技馆
「RED CUBE」とも呼ばれる竜崗区のアートギャラリー・科学技術展示館「红立方」も、1月21日より一般公開を再開。
その他
他にも、蛇口海洋科普馆、深圳戏院、星河艺术中心、罗湖体育馆など様々な有名施設が営業再開しています。お越しの際にはネットやアプリで確認の上来場ください。