【深セン市公式アナウンス】公共エリアの「場所コード」:外国人は48時間以内PCR陰性証明提示でも代替可能に

Image via 深圳卫健委

先日、当サイトでは深圳市内の各施設や公共交通機関(地下鉄・バス・タクシー・配車サービス)利用時に、外国人が登録できない"场所码"(場所コード)の代替手段をご紹介しました。

とはいえ、スタッフ側で情報共有できていないケースがたびたび見受けられたため、深セン市では主要メディアを通して48時間以内のPCR検査陰性証明でも代替できることをアナウンスしました。これまでに起きたトラブルの代表例も挙げられています。

Q&A

以下は、これまでに起きたよくあるトラブルの代表例などが取り上げられています。

Q. 48時間PCR検査証明書がなく、24時間PCR検査記録も持たない人が深圳に戻る時、どうやって公共交通機関を利用したらよいか?

A. PCR検査後は、記録がリアルタイムで表示されない場合があります。当日(24時間以内)の航空券、バス、フェリーのチケットと健康コード(緑)で公共交通機関を利用できます。

Q. ワクチン接種後48時間以内にPCR検査を受けられない場合、どのように公共交通機関を利用すればよいか?

A. 関連規定によると、接種後48時間以内にPCR検査ができない場合、(ワクチン接種後48時間以内に限り)ワクチン接種記録と健康コード(緑)を持って公共交通機関を利用することができます。

Q. 高齢者や子どもなどはスマートフォンを持っていない人は、48時間以内のPCR検査陰性証明書を見せたり、場所コードをスキャンしたりすることができないが、どのように公共交通機関を利用すればいいのか?

A. 高齢者や子どもがスマートフォンを持っていないために48時間以内の確認提示ができない場合は、家族が同伴すれば代理で提示することができます。一人の場合、印刷された48時間PCR陰性証明書または24時間PCR検査記録を提示する必要があります。現時点では、1台のスマートフォンで1人しか場所コードを読み取れないため、場所コードの代理読み取りには対応していません。

Q. 香港、マカオ、台湾、外国からの居住者は場所コードを読み取れないが、どのように公共交通機関を利用すればよいか?

A. 香港、マカオ、台湾、外国人向けの「入境人员粵康码」(GHC)は現在のところ場所コードに対応していないため、48時間以内のPCR検査陰性証明書または24時間以内のPCR検査記録と健康コード(緑)を提示することで(場所コードをスキャンしなくても)公共交通機関を利用することができます。

公式アナウンスのページを保存するのも一つの方法

しかし、このアナウンスが深圳市内で周知されているかどうかは不明で、外国人だということを伝えても分かってもらえない可能性はあります。

念のために以下のような公式アナウンスのページをスクリーンショットして端末に保存し、理解してくれないスタッフに会った時に見せるのも良い方法かと思われます。

以下、深圳市の公式アナウンスページのリンクをご紹介します。(いずれも同じ内容です)

深圳卫健委:提醒!坐公交不能出示48小时核酸和扫场所码的,可以这样解决!

深圳新闻网:注意!特殊情况无法提供48小时核酸阴性证明及扫场所码,这样解决!

深圳交通:注意!特殊情况无法提供48小时核酸阴性证明及扫场所码,这样解决!

スキャンできない外国人向けにQRコード読み取り機器も登場

最近は、場所コードをスキャンできない外国人向けに「深i您」の健康コードをスキャンする小型端末の設置も見られているようです。しかしこれは外国人の少ないエリアには普及していないとの情報もあります。

とはいえ、今回のアナウンスにより、場所コードを提示できない外国人はもう一つの代替手段として「48時間以内のPCR検査陰性証明書または24時間以内のPCR検査記録と健康コード(緑)を提示する」という方針が明確になり、関係各所に周知されたのは大きな前進です。

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事