香港、そして京都から発祥し、数れた店舗デザインと厳選されたコーヒーで数多くの評価を得ているコーヒーショップ「% ΔRΔBICΔ」(%ARABICA)が、ついに深センに第一号をオープンしました!
%ARABICAは、わずか4年で世界中に30店舗をオープンし、日本・香港・中東などで多くのファンを獲得しています。中国では上海などで展開中です。「%ARABICA Mix C bay L1 Kiosk」と名付けられた当店舗は、中国国内で5店舗目(中国華南地区では初)となります。
今回の深セン第一号となる店舗デザインは、オーナーの 東海林克範(Kenneth Shoji)さんと日本のデザインチーム 「Onndo」 によって手がけられました。
2018年12月に、「% Arabica Kyoto」など数々のArabica建築デザインを手がけた加藤匡毅さんが深センを訪れた時に、%ARABICAの空間デザイン・コンセプトは出店する地域の景観に合わせて内装を形作る、と仰っていました。そのためどの店舗もオリジナリティがあり、訪れる人を楽しませるものとなっています。
加藤匡毅さんが「Ideaspot 2018」イベントにて講演された時の記事はこちら↓
では、新しく深セン湾にオープンしたこの店舗、どんなデザインなのでしょうか?
目次
キオスクの形態、空間デザイン
世界中の%ARABICAの店舗は、「コーヒーショップ」と「キオスク」の2つの形態に分けられているそうですが、本日オープンしたこの店舗はキオスクの形態となります。
わずか8㎡のキオスクスペースを、どのようにデザインしたのでしょうか?
バーカウンターは春笋タワーのアウトライン
実はこの場所、人目を引くタケノコ型の 华润大厦 "春笋"タワー に深圳湾万象城の各店舗の中でも一番近い位置にあります。そして、バーカウンターのデザインを、春笋タワー のアウトラインに合わせました。
エスプレッソマシンは%ARABICAロゴ入り「Slayer」
また、エスプレッソマシンは世界最高と評されるイタリア製の「Slayer」に%ARABICAのロゴをあしらっています。
真っ白な大理石デザイン
店内のカウンタートップはすべて白い大理石でできており、窓の前の2つのテーブルも大理石です。
あらゆる店舗に欠かせない「世界地図」
%ARABICA各店舗に欠かせない黄金の世界地図も健在です。
”See the world through coffee” (コーヒーを通して世界を見る) このスローガンは深センでも生きています。
コーヒーの種類
%ARABICAは純粋なコーヒーを追求してきたので、種類もシンプルです。
以下の4種類のみ。
- エスプレッソ(Espresso/浓缩) blend: ¥25 single origin: ¥30
- マキアート(Espresso Macchiato/玛奇朵) blend: ¥30 single origin: ¥35
- ラテ(Caffee Latte/拿铁) blend: ¥35/40 single origin: ¥40/45
- アメリカーノ(Americano/美式) blend: ¥30/35 single origin: ¥35/40
サイズは、大カップ・小カップ・エスプレッソの3種類とのこと。
また、コーヒーの種類は、BlendとSingle Originに分けられます。
Blendは、エチオピアとブラジルのコーヒー豆を配合し、深く焙煎しています。
Single Originは、Yega Snowfield産の豆を天日乾燥しています。
そして、%ARABICAではレモネードも用意しています。
レモン果汁とレモンの皮から作られたシロップをベースとしています。
毎日店内で作り、ボトル入りスパークリングウォーターを注いでちょうど良い甘さに仕上げています。
アクセス・ロケーション
[店舗名] %ARABICA Mix C bay L1 Kiosk
[店舗住所] 广东省深圳市南山区华润深圳湾万象城L190号商铺
[Email] info@cn.arabicacoffee.hk
[Wechat ] Arabica
[営業時間] 日曜日〜木曜日: 8:30-22:00
金曜日、土曜日: 8:30-22:30※春節期間中も営業しています
オープン初日は長蛇の列でした!
私もラテを一杯いただきましたが、本当に美味しいラテでした。ぜひ足を運んでみてください!
4月にオープン予定の深セン2号店も楽しみですね!
(記事作成にあたり、%ARABICA 様、vivi吃深圳 様からの写真使用許可をいただきました。ありがとうございました)
source: %ARABICA