宝安区では現在、前海エリアの巨大観覧車「湾区之光」などの有名スポット付近で大規模な「元宇宙AR」(メタバースAR)ショーを開催中です。加えて、春節向けの特別なARショーも披露中。画面の中でウサギや金貨、ランタンなどが飛び回ります。
「元宇宙AR」ショー
2022年12月31日の晩に、深圳市宝安区委員会宣伝部の主催する「元宇宙AR」(メタバースAR)ショーが始まりました。
テーマは“聚势耀世界·领湾向未来”というもので、未来の宝安区の青写真を描いているのだそう。宝安中心区と滨海公园、そして欢乐港湾が舞台となり、様々なテクノロジーを組み合わせた視覚的な饗宴が提供されています。
ARショーは、滨海公园、宝安艺术中心、宝安图书馆、宝安文化中心の地点で行われており、《对话·时空》,《穿越·宝安》,《绽放·湾区》,《筑梦·未来》の4部構成となっている模様です。
「オンラインとオフラインのリアルタイムライトショー」を実現
ARライトショーは、「燃爆全城的AR视觉秀场」(街全体が燃えるAR視覚ショー)と呼ばれ、「オンラインとオフラインのリアルタイムライトショー」となります。欢乐港湾で開催中のライトショーともリンクしているのだそう。
ショーの内容は、都市の上空には宇宙の星空が浮かび上がり、未来都市の風景は時間の数字が変化することで急速に成長していきます。
航空宇宙、高速鉄道、5G、生体工学、産業建設などの映像がフラッシュバックし、活況を呈する宝安の未来像が浮かび上がり、メタバースの世界や深センと香港のバスなどの要素を用いて、「音」「光学」「自然」を融合した未来都市をテーマにARショーの幕が閉じられる、といったもの。
春節バージョンのARショーも開催中
そして現在は春節に合わせて旧正月ARショーも開催中。今年のキャラクターであるウサギはランタンと共に飛び跳ねる視覚体験をもたらします。
ARショー鑑賞地点
ARショーの鑑賞ポイントは、主に以下の4地点。前海の宝安滨海文化公园内に位置します。巨大観覧車「湾区之光」やオペラハウス「湾区之声」などの有名地点にQRコードが設置されています。
来場者は現地に赴き、各エリアに設置されているQRコードをスキャンしてアプリを開くとAR体験を行うことができるようです。
- 湾区之光(摩天轮)
- 湾区之声
- 宝安青少年宫
- 图书馆
年内は毎晩19時30分に開始
通常のARショーの開催期間は2023年12月31日まで。つまり一年中行われるようです。ショーは毎晩19時30分に開始されます。
宝安滨海文化公园や、隣接するモール「欢乐港湾」(OCT OH Bay)については、以下の記事を参考になさってください。
Source:
湾区书院:免费不用预约!2023年深圳AR光影灯光秀震撼上演!持续至12月31日,每天19:30进行播放!(リンク先には動画あり)