【2020 深圳デザインウィーク】「FUSION OF DESIGN」詳細情報(8/15-30)

ついに、2020 深圳デザインウィークの詳細情報が発表されました。

開催日時は8月15日から30日まで。メインコンテンツはオンラインの「クラウド展示」となります。

経済特区となった深センの過去40年にわたるデザインの業績や、今回のゲスト国オランダが水問題をデザインでどのように解決させてきたかを示す展示、またレオナルド・ダ・ヴィンチのバーチャル展覧会、そして武漢を始め国内外から収集した新型コロナウイルス対策ポスターの展示などタイムリーなものばかり。

オンラインで世界中から無料でアクセス可能です!

テーマは「クラウド上のデザイン 無限の創造性」

2020年のテーマは“云上设计  创意无限”(クラウド上のデザイン 無限の創造性)

Image via 深圳设计周SZDW

基本情報は以下の通り。

2020 深圳デザインウィーク「FUSION OF DESIGN」

日付:2020年8月15日〜8月30日

主催:深圳市人民政府

オンライン展示会場:2020深圳デザインウィーク 公式サイト

ライブ放送プラットフォーム:
bilibili, WeChat「深圳设计周SZDW」公式アカウント

展示は10の主要セクターに分かれており、国内外の20の国と地域から33のデザイン機関800の企業が参加し、有名なデザイナー同士がクラウド上で交流を行います。

市内ではオンラインとオフラインの両方で行われる展示もあり、合計40を超えるイベントが用意されています。

“クラウドビュー展”

従来のデザインウィークとは異なり、2020年の深圳デザインウィークは革新的な形の「クラウド展示」。

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時間、地域、会場の限界を打ち破り、デザインウィークの従来の境界を越えて、オーディエンスがいつでもどこでもデザインにアクセスできるようにします。

このために新しいWebサイトとミニプログラムを開発したそうです。オンライン仮想展示、VR展示、クラウドフォーラムライブストリーミング、クラウド展示などの機能を実装。

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会場のいくつかのセクターは、3Dモデリング、プログラミング、UIなどの開発が行われ、来場者に特別なオンライン体験をもたらします。

また、期間中は国内外のデザイナー・設計会社がクラウド上のグランドイベントに参加するよう招待されるとのこと。

深圳設計40年 時代的力量」展

2020年は深セン経済特別区の創立40周年にあたり、大湾区等の計画を深化させるための重要な年でもあります。そこで「深圳設計40年 時代的力量 / SHENZHEN DESIGN FOR 40 YEARS : THE POWER OF THE ERA」展が開催されます。

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オンラインアクティビティは以下の3つのセクションに分かれています。

  1. Brilliant Achievements(展示)
  2. Journey in the Past(インタビュー)
  3. Shenzhen Value(ドキュメント)

深センは中国で最初の、世界で6番目の国際的なデザインキャピタルとのこと。過去40年間の深センにおけるデザインの業績を振り返ると共に今後の発展について考え、「深センデザイン」のブランドやグローバルな位置付けを探ります。

水与城市:オランダの持続可能な開発デザイン

オランダは 2020 深圳デザインウィークのゲスト国。オランダの英語名"The Netherlands"は「低地」を意味しており、オランダの広い地域は海抜の下にあります。この特別な地理的環境により、水は何世紀にもわたってオランダ人の生命線となっています。

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オランダは、水を使った複数の課題を解決するためにデザインを使用するのが得意なのだそう。今回はそのオランダが「水と都市:持続可能な開発のためのデザイン」をテーマにオランダがどのように実践してきたかを紹介します。

また、同テーマの一連のオンラインフォーラムが8月25日から28日まで開催され、中国とオランダの水問題の専門家16人が集まります。

CROSSING INNOVATION:レオナルド・ダ・ヴィンチ Science Exhibition

ダ・ヴィンチをオンラインで!

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「穿越创新——达芬奇/ Through Innovation-Da Vinci」をテーマにした展覧会では、深セン市の若い国際チームが主催して、新技術のアート展示ホールが建設されました。

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レオナルドが生まれた街を皮切りに、「モナリザの笑顔」や「最後の晩餐」などの名作をモバイル端末で楽しむだけでなく、ダ・ヴィンチの科学的発明の復元された展示など、斬新な体験を提供するするのだそう。これは楽しみ!

粤港澳大湾区国際設計展 / 深港澳数字创意设计三城展

2020 深圳デザインウィークのメインテーマは「デザインの融合」

大湾区発展のために、広東・香港・マカオの協力関係は深まりました。このセクションでは、粤港澳大湾区に関する2つの展覧会が開催されます。

粤港澳大湾区国際設計展では29点の作品が展示されます。

深港澳数字创意设计三城展

深港澳数字创意设计三城展は、中国のデジタルクリエイティブ産業発展の軌跡をたどります。

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深センは、Huawei、BYD、迈瑞(Mindray)、大族激光(Han's Laser)、华强文化、雅昌(Artron)、TCLなど約40の主要企業を展示会に招待します。

香港とマカオは主に「デジタル+アート」コンテンツを展示します。これはアーティストの創造的な精神・市民の生活と文化を反映しています。

DESIGN IN THE EPIDEMIC

武漢と深センはどちらもユネスコの「デザインの中心地」であり、近年はデザインの分野での双方の交流や協力が頻繁になっています。

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当展示は、デザインと視覚言語で新型コロナウイルスの流行に関する物語を伝えます。

全球抗疫海报展は17か国から集めた作品、武汉设计战疫展は63のポスターなどが展示されているそうです。

VALUES OF DESIGN

当展示は前回もご紹介しましたが、合計25名のグローバルデザインシーンの第一人者が期間中毎週土曜日に新型コロナウイルスの流行阻止のためにデザインの面で意見交換し合います。

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SHENZHEN DESIGN AWARD FOR YOUNG TALENTS 2019

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ユネスコの246の創造都市から優秀な若手デザイナーを表彰する「深センクリエイティブデザインアワード」(“深圳创意设计新锐奖”)は、2013年に深センとユネスコが共同で開始したものです。

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今回の活動テーマは、「包容的设计 / INCLUSIVE DESIGN」ですが、新型コロナウイルス流行の影響を受けて今回初めてオンラインアワードの形で贈られることになります。

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SHENZHEN DESIGN EXPO 2020

デザインエキスポは、深圳デザインウィークの「展」(展示)と「商」(ビジネス)の重要な部分です。

「云社区」(クラウドコミュニティ)内には6つの区画があり、オンラインショップもあるとのこと。

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「設計商年展」は、デザインと商業、デザインと市場を組み合わせた展示となります。

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MindTalk / DESIGN SOCIETY / 垃圾去哪儿了 / 深港设计传承跨越

当展示はオンラインとオフラインが組み合わされています。MildTalkでは19のプロジェクトをご紹介。

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大英博物館と共同で制作した「设计的价值在中国」(中国のデザインの価値)展は、100年以上にわたる中国のデザインを体系的に整理しています。

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「垃圾去哪儿了」(ゴミはどこにある?)は、環境にやさしいインタラクティブリビングアート展。

「持続可能なデザイン」のコンセプトを掲げ、コミック、アーティスト、環境保護機関のコラボレーションにより、すべての年齢層にクールなゴミインタラクティブアートデザイン展を提供するとのこと。

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「深港设计传承跨越」展では、過去40年間の2人の名作家「靳埭强」と「韩家英」の作品、そして異なる時代のデザイナーの傑作を展示しています。

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公式サイト/WeChat公式アカウントからアクセス

ほとんどの展示は8月15日からとなっていますが、いくつかのイベントはそれ以前からすでに開始されています。

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気になる方は冒頭の公式サイトのリンクから、もしくは以下のQRコードからWeChat公式アカウントにアクセスし、デザイン都市深センの最新イベントを楽しまれてください!

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Source:

深圳设计周SZDW:2020深圳设计周十大看点重磅来袭

深圳设计周SZDW:2020深圳设计周主视觉大揭秘

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