深圳湾万象城 アートイベント「BAY ART 2018」開催!(12/18-2/20)
「BAY ART 2018」は、深セン最先端の大型商業施設「深圳湾万象城」(MixC Shenzhen Bay)の目玉として12/18のオープンと同時に開催されるアートイベントです。世界中から19名(うち3名は日本人)のアーティストを迎えて大々的な展示が行われるとのこと。様々なテクノロジーを組み込んだこのアートイベント。一体どんな作品なのでしょうか? [12/19追記:オープニング時の様子や、予約方法等を加筆修正しました] 深圳湾万象城(MIXC SHENZHEN BAY)についてはこちらのリンクを参照↓

BAY ART展とは?

BAY ART展は、中国本土、香港、中国、オーストラリア、ドイツ、オランダ、アメリカ、日本、その他の国や地域から著名なアーティスト19名を招聘し、合計23作品が参加します。 そのうち4作品は深センで新たに導入されるドルビーサウンドなどの音響施設を活用した作品になるとのこと。 開催期間は、2018/12/18 - 2019/2/20まで。場所は深圳湾万象城の一階部分が丸々BAY ARTのエリアとなります。ほとんどの作品は自由に閲覧可能ですが、いくつかの作品は事前予約が必要です。予約方法は記事最下部に記載してあります。
BAY ART前日
オープン前日の様子。1階部分がBAY ART、2階以降がモールになります

主な作品

「SHIKI1 四季」- Makoto Azuma(東 信)

Azuma Makoto 日本の有名なフラワーアーティスト。自然と生命の永遠の美を表現した作品。

「啊金吧」- 张鼎

张鼎 先進的なアーティストの张鼎は、2015年にアートニュースアジア美術貢献賞を受賞。 今回は黄金の空間を表現するとのこと。要予約です。

「Sundew」- Elaine Yan Ling Ng for Swarovski

Elaine Yan Ling Ng for Swarovski DesignMiami で、"Designers of The Future" を獲得したElaine Yan Ling Ng は、2000万個のスワロフスキークリスタルを使用して、光や音楽の官能的な衝撃をもたらします。 非常に未来的な芸術の饗宴が行われます。要予約です。

ESPER」- Nick VerstandBrandinitial

Nick Verstand Nick Verstandの代表作”AURA”は「2017年 世界トップ10インスタレーションアート」の一つと言われたそうです。 この作品、本当に良かったです! 要予約です。

「Wind Form」- WOW

Wind Form WOWは日本の先鋭的アート集団で、パリのルーヴル美術館、六本木アートナイト、Tent London、ミラノ国際家具フェア展示会、また資生堂、POLA、Issey Miyake、Nikeや他の国際的なブランドと協力しているそうです。今回の「Wind Form」は、SHISEIDO ULTIMUNEの2周年記念のシーンを再現しています。要予約です。

THE MIXC (SHENZHEN BAY) × Meguru Yamaguchi 山口歴

<OUT OF BOUNDS No.85 Inspired by Infinity Nets> MeguruYamaguchi 現在ニューヨーク ブルックリン在住の、日本生まれのアーティスト 山口歴さんは、草間彌生さんの「Infinity Nets」に触発されてこの作品を作り上げたそう。山口歴さんはUNIQLOやNike kicks loungeとコラボレーションもしており活動範囲を拡大しています。 [12/20追記] 公開当日にお話を伺うことができました。 当作品は、このBAY ARTのために造ったオリジナル作品で、今までに造り上げたものの中で最大のサイズだそうです。 今回「BAY ART 2018」の主催者は、インターネットを通じて山口さんを見つけ、作品展示を依頼されたとのこと。この経緯を通して、人と人を結びつけるインターネットの持つ可能性やその広がりを強く感じたため、それを作品に反映したそうです。 「Infinity Nets」=網のようなインターネット 「Out of bounds」=既成概念を飛び越え、境界の外側に行く キャンパスもいらない、筆で書いた文字だけが存在する作品です。 この作品、実物を直接間近で見ないと分からないのですが意外と厚みがあり、丁寧に色が塗られています(実は裏側にも色が塗ってあるとのこと。見ることができませんが…)。一筆書きで書いた字をスキャンし、木をレーザーカットするといった作業を要したようです。ダイナミックで緻密。必見です!

前檐 × Tobias Gremmler

<Chinese Calligraphy in Motion>

Tobias Gremmler

Tobias Gremmlerはドイツ人のアーティストのようですが、この作品は中国の書道に触発され、トレース装置を介して動きや強さ、書き込みの経路をモーションキャプチャし、現代的な技術で書道から団結の精神を表現しています。非常に美しい作品です。


BORA AKSU × LAAB

<Pleated Canvas 百褶布> BORA AKSU "シルクのプリーツスカート"はBora Aksuのデザインの特徴で、非常に繊細な芸術を見ることができます。

Dolby Cinema × LAAB

<Crystalscopes 镜中花> Dolby Cinema "镜中花"は、ハニカムステレオ反射装置を使用し、深セン初のDolby Cinemaを活用した作品のようです。

POLA × Makoto Azuma(東 信)

<The Beauty of Life 生命美> POLA 当作品は女性の活力、美しい再生を表現しています。

NISISS × 王加加

<Only the World Changed 只有世界变了>

NISISS 特別な照明装置を使用した、新しいメディアアート作品とのこと。

Hi艺术 × 郑路

<Unknown Location 不知处> Hi艺术 生命の状態の多様性と可能性を表現したアートとのこと。

drivepro × 刘泳岐

<YU羽> drivepro 機械的な動きのリズムを表現しています。(画像なので分かりませんが、実際は真ん中の歯車が回っています)

James TapscottArc Zero

ARC ZERO オーストラリアのアーティスト、James Tapscottは日本でも芸術祭を開催したことがあるとのこと。要予約です。

WOW:Unity of Motion

Unity of Motion デバイスを用いて、仮想空間内で「生命」と「物質」を統合するという視覚芸術です。要予約です。

予約方法

以下のQRコードをスキャンした後、WeChatで開いてください。
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閲覧予約したいアート作品をタップすると、日付・時刻を選択できます。

各作品の場所


オープニングイベント

「BAY ART 2018」主催者のKeithさんとOliviaさん(中央)
Opening cocktailは、関係者向けに各作品の先行鑑賞後、深圳湾万像城内にある Bar Constellation Diamond にて行われました。前日まで夜を徹して工事が行なわれ、歴史に残る大プロジェクトを完成していただきました。本当におつかれさまでした!
上記で紹介した以外にも非常に美しいアート作品が多数展示されています。全て力作ですので存分に楽しまれてください。 深圳湾万象城のアクセス方法等は、冒頭もしくはこちらのリンクをご覧ください。 参考リンク:
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