深セン9番目の口岸「莲塘口岸」もうすぐオープン!建築デザインにもこだわりが!

ついに、深センと香港を結ぶ新しい口岸「莲塘口岸」(Liantang Checkpoint)が近日中にオープンするという情報が!

一般利用開始は新型コロナウイルス収束後と思われますが、この施設は最先端で美しい建築だけでなく、深セン東部や隣の恵州市をつなぐ重要なポイントとしても期待されています。

今まで深センの東側は実際そんなに栄えてなく、発展に取り残されてしまっていたような印象がありましたが、ついに東側の時代がやってきますよ!

Source:

深圳大件事:最新消息,莲塘口岸即将启用!多图实拍抢先看,颜值特别高

深圳口岸发布:震撼多图!光影流岸是种什么体验?莲塘口岸最新美图走一波!

深圳口岸发布:深圳口岸2020行动计划重磅发布!启用莲塘口岸、推进口岸24小时通关……

新时代新罗湖 :超期待!莲塘口岸最新实拍来了!多图抢先看

深圳每日资讯:莲塘口岸即将开通,开通后9分钟到香港!

深圳卫视深视新闻:深圳湾口岸明年底24小时通关!莲塘口岸有望跟进

pland.gov.hk:蓮塘/香園圍口岸

話題の新刊!2020/12/17発売ー予約受付中!
ITエンジニアのための中国語入門 (日本語) 単行本(ソフトカバー) ¥2,420
いまやIT超大国となった中国。中国IT企業とのやりとりで中国語を使ってみよう!日常会話からビジネスシーン会話、プログラミング開発中の会話まで、最新の中国語事情に沿って多彩なフレーズを収録。発音はピンインとカタカナで表記しているので、中国語初心者でもなんとなく発音することができます。 敏捷开发=アジャイル開発、深度学习=ディープラーニング、物联网=IoT、区块链=ブロックチェーン、远程工作=リモートワーク、范围管理=スコープ管理など、最新のIT用語もバッチリ習得できます。中国企業で働く日本人エンジニア、中国企業と取引のある日本人エンジニアは必携です!

細谷 竜一 (著), 中野 志穂 (著)

深セン側の名称は「莲塘口岸」、香港側の名称は「香園圍口岸」

莲塘口岸は、罗湖区の東側にある莲塘街道沿いに位置し、
深センでは9番目、深センー香港の境界に接する陸上の口岸としては7番目となります。

香港側は少し違います。「香園圍口岸」(Heung Yuen Wai)という名称になります。

Photo via 深圳每日资讯

北東部とつなぐ重要なポイントに

香港から深セン東部、恵州、広東部東部、江西部南部、福建省南部の間の越境貨物輸送路として機能することも期待されています。

Photo via pland.gov.hk

上記の地図ではピンクのルートになります。

恵州市など深センの北東側をつなぐ輸送路として重要な役割を担いそうですね!

新しい “一站式”(ワンストップ)通関でスピードアップ!

また、旅客および貨物検査チャネルの “一站式”(ワンストップ)通関を実現するとのこと。

この方式は従来の “多次停车、各自查验” (複数回駐車・個別検査)とは違い、"一次停车,联合查验" (ワンストップ駐車・合同検査)としたことで、通関情報の一元化と効率化が実現できたそうです。

Photo via 深圳大件事

検査ホールには、23の入出境検査レーン(9つの手動レーンと14のセルフサービスレーン)があり、通関能力は1日あたり30,000人。

Photo via 深圳大件事

総建築面積は137,000平方メートル、サッカー場25個分の広さ!

面積は17.7ヘクタール、総建築面積は137,000平方メートル!サッカー場にすると25個分の広さになるそうです。

Photo via 新时代新罗湖

デザインコンセプトは “光影流岸”

この莲塘口岸、デザインにもこだわっています!
“光影流岸”(光と影の流れ)をデザインコンセプトとして建設が行なわれたのだそう。

Photo via 深圳卫视深视新闻

光と影の効果を出すように工夫されていて、各柱の傾斜も異なり、流れるようなデザインにしているようです。

Photo via 深圳口岸发布

画像を見ると、屋根の傾斜も異なっていますね。滑らかな外観で、壁面のガラスは太陽光を美しく反射します。

Photo via 新时代新罗湖

建物は地上5階、地下2階

ビルは地上5階、地下2階となり
地下2階は主に駐車場や、バス・タクシーなどの公共交通機関発着所となる模様。

Photo via 深圳每日资讯

地上階

各階はこのようになっているようです。

1階:貨物検査
2階:入境
3階:出境
4階:検査
5階:管理

Photo via 深圳大件事

地下

地下は、主に駐車場・タクシー停車場・バス乗継エリアになる模様。

Photo via 新时代新罗湖

気になるのが、記事内にはタクシー・バスに加えて "自驾车"(自動運転車)の記述があること。
こっ、これは・・・自動運転車のシャトルバスがあるとか?

※4月8日追記:"自驾车"は「自家用車」かもしれません(自動運転車であって欲しい…)

車両レーンは、4つの旅客車線と7つのトラック車線があり
毎日2,000台の小型乗用車・850台のバス・15,000台のトラックを検査することができるようですね。

周辺施設も充実

罗沙路を挟んだ歩道橋は、屋根があり明るくて夜間も雨天も安心。

Photo via 深圳大件事

また、隣接している四季御园の1階にあるショッピングモールは莲塘口岸と歩行者通路でつながっています。このあたりはオフィスエリアもあり今後はもっと栄えていきますね。

交通機関とのシームレスな接続も

莲塘口岸は各交通機関ともシームレスな結合を目指しています。

まず、深圳地下鉄の2号線が「东延线」として拡張工事中です。この路線は2020年内に開通予定ですが、塩田区在住の方々にとってものすごく重要な路線になることでしょう。

現在の2号線最東端「新秀」駅の東隣に「莲塘口岸」(Liantang Checkpoint)駅が新設されます。

Photo via 深圳大件事

そして、「东部过境高速」という高速道路も建設中です。惠深沿海高速公路とも繋がるため、この道路が開通すると最強のルートになりますね!

オープン当初は7:00-22:00、その後24時間に

気になる運行時間ですが、深センと香港が協議した結果、当面は7:00〜22:00の運行になるとのこと。24時間通関の体制が整い次第、24時間通関港になるのだそう。

Photo via 深圳大件事

実は2019年9月に開通予定だったが…

実はこの莲塘口岸、去年の2019年9月にオープンする予定だったのです。8月には各メディアで報道がなされたため、Shenzhen Fanでも記事を準備して開通のタイミングをずっと待っていました。

…が、待てども待てどもオープンする気配はなし。そうこうしているうちに2020年になってしまい、今に至っています。

ここまで延びてしまった明確な理由は書いてありませんが、香港デモや新型コロナウイルスも関係しているかもしれませんね。

Photo via 深圳大件事

一般利用はコロナウイルス収束後スタートの可能性大

現時点(2020年4月)では、新型コロナウイルス感染予防のため香港との行き来が制限されているので、莲塘口岸が開通してもしばらくの間は貨物のみの利用になるのではないかと思われます。

2020年後半の地下鉄2号線「莲塘口岸」駅開通時には、今の状況も変化して利用客が一気に増えて賑わっているかもしれません。楽しみですね!

深センといえばこの本!
プロトタイプシティ 深センと世界的イノベーション
「まず、手を動かす」が時代を制した。次にくるメガシティはどこか!?
スーパーシティよりも、まずプロトタイプシティ! テンセントが未来都市を作る街、新時代都市・深セン。 成功の鍵は“プロトタイプ駆動”にあった。

高須 正和 (編集, 著), 高口 康太 (編集, 著), 澤田 翔 (著), 藤岡 淳一 (著), 伊藤 亜聖 (著), 山形 浩生 (著)
「ハードウェアのシリコンバレー深セン」に学ぶ−これからの製造のトレンドとエコシステム (NextPublishing)
本書は「ハードウェアのシリコンバレー」として世界の注目を集める広東省深セン市がどのような変遷をたどって今の地位を築いたのか、2001年から深センで電子機器製造に従事する筆者の人生を通じて解き明かします。

藤岡 淳一 (著)
ハードウェアハッカー ~新しいモノをつくる破壊と創造の冒険
これまでの常識を破壊し,自らの手で新しいものを生み出していくための考え方や仕組みを,世界的なハードウェアハッキングの第一人者が実体験とともに解説。世界のイノベーションの中心地の1つである深圳におけるビジネスの仕組みや知財の考え方,ニセモノ製品の裏側,子供でも作れるシール式電子回路Chibitronicsなど刺激的な話題を凝縮した驚異の書。エドワード・スノーデン,伊藤穰一(MITメディアラボ所長)ほかテクノロジー業界の著名人の推薦続々!

アンドリュー“バニー”ファン (著), 高須 正和  (翻訳), 山形 浩生 (翻訳) 
メイカーズのエコシステム 新しいモノづくりがとまらない。 (OnDeck Books(NextPublishing))
iPhoneが製造されている中国の工業地帯、深圳。そして最も偽物のiPhoneが「発明」されているのも、深圳。「製造業のハリウッド」と呼ばれるかの地では、秋葉原の30倍の電気街をもち、100倍のベンチャー企業が最先端の電子ガジェットを作り、世界中にクラウドファウンディングで販売しています。そんな「IoT(モノのインターネット)」の中心を、高須正和・井内育生・きゅんくん・江渡浩一郎らが渾身のレポート。日本と深圳で自らベンチャーを行う小笠原治・藤岡淳一も寄稿。解説:山形浩生。

高須 正和 (著)
これ一冊でもう迷わない!!問屋街オタクが教える深セン電気街の歩き方(探検MAP及び書籍内リンク付き): 中国深センの巨大電気街「華強北」探検MAP 問屋街オタクシリーズ Kindle版
深センは中国の経済特区のうちの一つであり、香港に隣接しているという特殊性に加え、中国のシリコンバレーといわれるほど著名なIT企業や最先端技術を有する企業が集結しています。その窓口である華強北電気街へぜひ足を運んでみてください。期待を裏切らない驚きが待っています。

鈴木 陽介  (著)
これ一冊あれば大丈夫!!広東アパレル問屋街15ヶ所一挙大公開!(探検MAP及び書籍内リンク付き): 中国広州、中山、東莞、深センのアパレル問屋街探検MAP 問屋街オタクシリーズ Kindle版
本書は中国広東省にあるアパレルの問屋街をまとめて紹介しております。 その数なんと、15ヶ所!本書を通じて、広東省にある問屋街の多様さをぜひご体感ください!

鈴木 陽介  (著) 
問屋街オタクの深セン起業「ウラ話」: 華強北でハースタしています!! 問屋街オタクシリーズ Kindle版
本作は、問屋街オタクの直近3年間の奮闘記であり、修行録であり、舞台裏についてのお話しです。 さらに著者の過去の知見も加えた自伝記のような構成となっております。

鈴木 陽介  (著) 

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事