5年後の深センはヘリコプター高速交通網が形成ー1,000機のヘリが空を飛ぶ!

広東ー香港ーマカオ大湾区(グレーターベイエリア)発展に向け、ヘリコプターを使用した低高度飛行に各航空会社の注目が集まっています。

深セン市交通局は2025年までに市内各所にヘリコプター離着陸地点を建設するプランを打ち出し、境界を超えた高速交通網が形成されていきます。

Source:

深圳大件事:深圳将迎“低空飞行”新时代!未来或可打“飞的”上班,至于价格……

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ヘリコプター離着陸のインフラ整備が加速

深セン市政府と民間航空局は、深センの一般航空開発調整メカニズムの確立に関する覚書《关于建立深圳通用航空发展协调工作机制备忘录》に署名し、ヘリコプターの利用をより身近なものにしていく方向性を打ち出しました。

これは大湾区(広東ー香港ーマカオ)地域と一般航空産業の発展における画期的な出来事と見なされています。

Photo via 深圳大件事

これにより、ヘリコプターの離着陸地点などインフラ計画と建設が進み、境界を越えたヘリコプター飛行サービスの発展が期待されています。

「他の先進国のベイエリアを参考にすると、ヘリコプターの移動は本質的には一般の交通手段であり、経済がある程度発展するならほとんどの人にサービスを提供できる」と、ナビゲーションの分野で長年働いてきた陳氏は述べています。

5年以内に実現へ

広東ー香港ーマカオ大湾区の低空交通は、多くの航空会社のターゲットとなっているようです。

東部通航会長の董事長、赵麒氏は、東部通航が将来的に1,000機のヘリコプターの戦略的プラットフォームを構築し、深センを中心とする半径500kmの「空中走廊」を構築し、大湾区の高速交通網を形成することを明らかにしました。

深センの有名なヘリサービスといえば、深圳宝安国際空港からマカオヘリポートまで15分で移動可能なSKY SHUTTLE(4,700元〜)があります(現在は新型コロナウイルス感染対策のため運航停止中)

また、深圳宝安国際空港から香港まで輸送するサービスや、深圳湾1号ヘリポートから発着するサービスも2019年から開始しています。

深センのヘリコプター航行の開発ニーズを満たすため、行政も動いています。

深セン市交通局のヘリコプター離着陸地点レイアウト計画<深圳直升机起降点布局规划>(2018-2035)によると、2025年までに、深センは3つの基本ヘリポート20の着陸地点10の商用サービス用着陸地点一時的な離着陸地点を建設するとのこと。これにより深センエリアで30分のヘリコプターサービスを完全にカバーできます。

ヘリコプターの高度は100m−1,000m

ヘリコプターの飛行は「低高度飛行」と言われるそうです。

低高度飛行とは、地上から100mから1,000mの飛行のこと。

Photo via 深圳大件事

深センの有名な建造物と比較してみますと、福田区の平安金融センターは592.5m、京基100ビルは441.8m。そして深圳湾万象城の 华润大厦 "春笋"タワーは398m(意外と低いですね)

広州から深センまで30分!

ヘリコプターを使うと、広州から深センまで30分で移動可能となります。

Image via 深圳大件事

宝安国際空港から福田区のモール「卓越世紀中心」までは約15分で到着します。

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気になるお値段は・・・

気になるお値段です。

広州から深センの片道価格は…4,999元!(約75,000円)

宝安国際空港から福田区卓越世紀中心までは…3,000元!(約45,000円)

恐らく深セン内の移動は3,000元以内になると思われます。

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上記の表は広州から深センまでの各交通手段を比較したものですが、一番早いのはもちろんヘリコプター。

でも高鉄(高速鉄道)も36分で着くのです。だったら高鉄使うよと思ってしまいますが、リッチなビジネスマンはこの6分の差が貴重なんですよね。多分。

ヘリポートの場所は?

2020年4月の時点で、深圳南头空港、深圳湾一号、宝安空港、卓越前海壹号、京基滨河时代、卓越时代广场、卓越世纪中心、水贝珠宝总部大厦、坪山燕子湖国际会展中心にヘリポートが設置されているとのこと。

Photo via 深圳大件事

以下の写真は福田区卓越世紀中心第1ビルの最上部にあるヘリポート。

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様々な用途が

ヘリコプターは遊覧やパトロール、医療の緊急搬送など様々な用途で用いられます。

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最近の例を挙げると、5月23日に医療形態の135型ヘリコプターが汕頭から離陸し、負傷した香港市民を通関のため深圳湾口岸に輸送しました。

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飛行開始から82分後、ヘリコプターは深圳同乐检查站の隣にある一時的な離着陸場所に着陸し負傷者を救急車に護送。 10分後に深圳湾口岸に到着し、香港への通関に成功したそうです。

汕頭は広東省内ですが深センから200km以上離れているのでヘリコプターの威力を発揮できましたね。

東京のヘリコプターと料金比較してみると…

ヘリコプターなので少々値が張るのは仕方ないとして、他のエリアでのヘリコプターサービスはどんなものでしょうか?

東京でヘリコプターの移動・遊覧サービスを提供しているAIROS Skyview(エアロススカイビュー)のプランの一例を見ますと…

あれ?けっこう安いですね…

深センにはクレイジーリッチな人たちがたくさんいるので値下げしなくても十分運営できそうですが、サービスが拡充されれば東京のように一般の人にも手の届くプランが出てくることを期待できます。

Photo via 深圳大件事

普段使いはできませんが、記念日に遊覧目的で利用するのはいいですね。深センの夜景やライトショーを上空から眺める…いい思い出になりそうです。

個人的には深センらしく巨大ドローンのような新しい乗り物が出てくるともっと面白いのですが…ヘリが一番実用的なのかな。

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