2020年中国都市経済競争力ランキング発表・パターン分析:深センは…?

中国社科院(中国社会科学アカデミー)は2020年の中国都市競争力レポートを発表しました。

経済のみならず、生活環境や技術革新など様々なカテゴリーから調査されたこのランキングを分析すると、今後発展しそうなエリアが見えてきます。深センはもちろん…

話題の新刊!
ITエンジニアのための中国語入門
いまやIT超大国となった中国。中国IT企業とのやりとりで中国語を使ってみよう!日常会話からビジネスシーン会話、プログラミング開発中の会話まで、最新の中国語事情に沿って多彩なフレーズを収録。

敏捷开发=アジャイル開発、深度学习=ディープラーニング、物联网=IoT、区块链=ブロックチェーン、远程工作=リモートワーク、范围管理=スコープ管理など、最新のIT用語もバッチリ習得できます。中国企業で働く日本人エンジニア、中国企業と取引のある日本人エンジニアは必携です!

細谷 竜一 (著), 中野 志穂 (著)

中国都市経済競争力調査

10月22日に、中国社科院(中国社会科学アカデミー)は《中国城市竞争力报告No.18:劲草迎疾风:中国的城市与楼市》という中国都市競争力レポートを発表しました。トップ20は以下の通り。

  1. 深圳
  2. 香港
  3. 上海
  4. 北京
  5. 广州
  6. 苏州
  7. 台北
  8. 南京
  9. 武汉
  10. 无锡
  11. 杭州
  12. 成都
  13. 宁波
  14. 佛山
  15. 澳门
  16. 长沙
  17. 青岛
  18. 常州
  19. 东莞
  20. 郑州

深センが一位!

東高西低,南高北低

トップ10は基本的に安定しており、2015年の総合経済競争力と比較しても、深セン、香港、上海は変わらずトップ3にとどまっていました。上位20位の中では、杭州、寧波、鄭州が最もランクアップした都市とのこと。

総合的な経済競争力の強い都市は、主に北京・天津・河北、山東半島、長江デルタ地域、海峡西岸、大湾区に分布しています。大都市圏は強いですね。

地域別で分析すると、“東高西低,南高北低,東昇西穏,南昇北降”というパターンが見えてくるのだそう。南に位置する大湾区周辺は今後も発展が続きそうです。

持続可能競争力調査

また、「持続可能な競争力」に関する調査ランキングのトップ20は以下の通り。

  1. 香港
  2. 深圳
  3. 台北
  4. 上海
  5. 北京
  6. 广州
  7. 苏州
  8. 南京
  9. 青岛
  10. 武汉
  11. 无锡
  12. 台中
  13. 天津
  14. 厦门
  15. 东莞
  16. 佛山
  17. 杭州
  18. 高雄
  19. 澳门
  20. 成都

"東中同昇,南昇北降"

全体的に"東中同昇,南昇北降"というパターン。先進都市の持続可能な競争力は安定しています。人材密度に関しては、南から上昇し、北から下降するパターンなのだそう。

他競争力ランキング

他にも、ビジネス環境競争力(营商环境竞争力)、生活環境競争力(生活环境竞争力)、技術革新競争力(科技创新竞争力)といったランキングがそれぞれトップ50まで公開されています。

詳細はリンク先に公開されています。様々な都市の傾向を分析するのに役立つと思いますので参考になさってください。


Source:

蓝海大湾区研究院:中国城市竞争力报告:深圳、香港和上海综合经济竞争力稳居前3名

产业圈层:中国城市竞争力报告发布,深圳综合经济竞争力位列第一

深センといえばこの本!
プロトタイプシティ 深センと世界的イノベーション
「まず、手を動かす」が時代を制した。次にくるメガシティはどこか!?
スーパーシティよりも、まずプロトタイプシティ! テンセントが未来都市を作る街、新時代都市・深セン。 成功の鍵は“プロトタイプ駆動”にあった。

高須 正和 (編集, 著), 高口 康太 (編集, 著), 澤田 翔 (著), 藤岡 淳一 (著), 伊藤 亜聖 (著), 山形 浩生 (著)
「ハードウェアのシリコンバレー深セン」に学ぶ−これからの製造のトレンドとエコシステム (NextPublishing)
本書は「ハードウェアのシリコンバレー」として世界の注目を集める広東省深セン市がどのような変遷をたどって今の地位を築いたのか、2001年から深センで電子機器製造に従事する筆者の人生を通じて解き明かします。

藤岡 淳一 (著)
ハードウェアハッカー ~新しいモノをつくる破壊と創造の冒険
これまでの常識を破壊し,自らの手で新しいものを生み出していくための考え方や仕組みを,世界的なハードウェアハッキングの第一人者が実体験とともに解説。世界のイノベーションの中心地の1つである深圳におけるビジネスの仕組みや知財の考え方,ニセモノ製品の裏側,子供でも作れるシール式電子回路Chibitronicsなど刺激的な話題を凝縮した驚異の書。エドワード・スノーデン,伊藤穰一(MITメディアラボ所長)ほかテクノロジー業界の著名人の推薦続々!

アンドリュー“バニー”ファン (著), 高須 正和  (翻訳), 山形 浩生 (翻訳) 
メイカーズのエコシステム 新しいモノづくりがとまらない。 (OnDeck Books(NextPublishing))
iPhoneが製造されている中国の工業地帯、深圳。そして最も偽物のiPhoneが「発明」されているのも、深圳。「製造業のハリウッド」と呼ばれるかの地では、秋葉原の30倍の電気街をもち、100倍のベンチャー企業が最先端の電子ガジェットを作り、世界中にクラウドファウンディングで販売しています。そんな「IoT(モノのインターネット)」の中心を、高須正和・井内育生・きゅんくん・江渡浩一郎らが渾身のレポート。日本と深圳で自らベンチャーを行う小笠原治・藤岡淳一も寄稿。解説:山形浩生。

高須 正和 (著)
これ一冊でもう迷わない!!問屋街オタクが教える深セン電気街の歩き方(探検MAP及び書籍内リンク付き): 中国深センの巨大電気街「華強北」探検MAP 問屋街オタクシリーズ Kindle版
深センは中国の経済特区のうちの一つであり、香港に隣接しているという特殊性に加え、中国のシリコンバレーといわれるほど著名なIT企業や最先端技術を有する企業が集結しています。その窓口である華強北電気街へぜひ足を運んでみてください。期待を裏切らない驚きが待っています。

鈴木 陽介  (著)
これ一冊あれば大丈夫!!広東アパレル問屋街15ヶ所一挙大公開!(探検MAP及び書籍内リンク付き): 中国広州、中山、東莞、深センのアパレル問屋街探検MAP 問屋街オタクシリーズ Kindle版
本書は中国広東省にあるアパレルの問屋街をまとめて紹介しております。 その数なんと、15ヶ所!本書を通じて、広東省にある問屋街の多様さをぜひご体感ください!

鈴木 陽介  (著) 
問屋街オタクの深セン起業「ウラ話」: 華強北でハースタしています!! 問屋街オタクシリーズ Kindle版
本作は、問屋街オタクの直近3年間の奮闘記であり、修行録であり、舞台裏についてのお話しです。 さらに著者の過去の知見も加えた自伝記のような構成となっております。

鈴木 陽介  (著) 

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事