市内の大半を週末ロックダウンすることで、より速く拡散するオミクロン「BA.5」変異株に対処した深セン市。2度のPCR検査を対象地域の住民に対して実施したことで防疫はおおむねコントロールされた、と深セン市の特区報は伝えています。
バス・地下鉄運行停止エリアではシェアサイクルが活躍しており、通勤の "ラストワンマイル "をつないでいます。
市中感染者数
9月2-4日の間に検出された、新規市中感染者数は以下の通り。地域ごとの内訳を見ると福田・竜華区の割合が多いものの、周辺区にも波及していることがわかります。
9/4(71例)
福田区(25例)、羅湖区(9例)、竜崗区(7例)、塩田区(4例)、南山区(3例)、宝安区(3例)、竜華区(19例)、光明区(1例)
深圳卫健委:9月4日深圳新增50例确诊病例和21例无症状感染者
9/3(89例)
福田区(28例)、羅湖区(20例)、竜崗区(5例)、塩田区(5例)、南山区(8例)、宝安区(1例)、竜華区(21例)、大鵬新区(1例)
深圳卫健委:9月3日深圳新增69例确诊病例和20例无症状感染者,新增境外输入8例确诊病例和4例无症状感染者
9/2(87例)
福田区(36例)、羅湖区(12例)、竜崗区(9例)、塩田区(14例)、南山区(7例)、宝安区(2例)、竜華区(8例)
深圳卫健委:9月2日深圳新增54例确诊病例和33例无症状感染者,新增境外输入11例确诊病例和8例无症状感染者
各街道の陽性者数によって解除を判断
9月5日からは、9月2日から4日の間に3日間連続して(街道単位で)陽性者が出なかった場合は隔離措置を解除し、通常の管理となります。社会的な陽性事例がある場合は管理措置を3日間延長するとのこと。
深圳卫健委:坚持精准防 缩小包围圈 斩断社会传播链 继续“围住、捞干、扑灭”
深圳卫健委:深圳部分区周末两轮核酸检测结束 今日开始转入部分街道分级分类防控
バス・地下鉄運行停止エリアではシェアサイクルが大活躍
バス・地下鉄駅の一部不通時に通勤の「ラストワンマイル」をつなぐには、自転車での移動が最適な手段となります。そこで大活躍なのがシェアサイクル。特に現在は通勤時の美団シェアサイクルが争奪戦となっています。
シェアサイクル各社は疫病対策緊急計画を開始し、8月29日から閉鎖地下駅5キロの範囲でシェアサイクルの台数を増やし、保守要員も増員中。
8月29日以降、シェアサイクルの運営会社となる美団は深セン市内に毎日平均7万台の自転車を配置。1日平均3万4千台の自転車を整理・配備し直しました。また美団の自転車保守要員は市内の自転車を区別なく消毒し続けています。