Image via 深圳地铁
深セン市当局は8月30日、深センの交通カード「深圳通」と、香港の交通カード「オクトパス」を統合した新たな「互通行」スマートカードを発表しました。
深センと香港で利用可能な交通カードはこれまでもありましたが、当カードは利用範囲が中国327都市に拡大され、これにより大湾区の交通接続がより一層促進されます。価格は68元です。
交通联合対応の新しい「互通行」カード
この「互通行」(Hu Tong Xing)カードは「深港一卡通」とも呼ばれ、価格は68元。デポジットは不要です。深圳通有限公司と八達通卡有限公司が共同で発行する非接触型スマートICカードです。カードには深圳通のウォレットとオクトパス(Octopus card)のウォレットが搭載され、それぞれ人民元と香港ドルでチャージできます。
深圳と香港で利用可能な「互通行」カード自体はこれまでも存在していましたが、今回発表された交通联合版カードは、中国他都市でも利用可能となります(エリアについては後述)
カード購入可能地点
当カードは、深圳の各口岸に接続されている地下鉄駅(罗湖、福田、皇岗口岸、蛇口港、文锦渡、莲塘口岸、福田口岸)およびセルフサービス端末、そして郵政公社の53の営業所で購入可能です。インターネットからも購入できます。
チャージ可能地点
深圳通のチャージ可能地点は以下の通り。
- 深圳通APP
- 深圳通客服网点(カスタマーサービス店舗)
- 深圳通智能微客服终端
- 深圳通自助客服终端
- 深圳地铁车站客服中心(カスタマーサービスセンター)
八達通(オクトパス)のチャージ可能地点は以下の通り。
- 八達通APP
- 福田口岸駅(地下鉄1号線、2号線、5号線、4号線)银联易办事自助机(セルフサービス端末)
- 香港八達通客服网点(カスタマーサービス店舗)
- 香港便利店(コンビニエンスストア)
中国本土327都市でも使用可能、年内にマカオも対応へ
当カードは香港と中国本土の327都市で使えるのだそう。そして年内にマカオでもオールインワンの支払いカードを提供する予定とのこと。これ一枚でどこにでも行けるのでとても便利になりそうです。
Source:
香港金融街:【揭秘深港一卡通】六大Q&A,秒懂如何在香港与内地间畅行无阻!
香港商报:深港一卡通上線,暢行327城市!一文睇清點用雙錢包↓
ShenzhenDaily:Smart transport card launched for cross-border travels 深港一卡通上线