深セン外国人ボランティアチーム「H.O.P.E」始動!予想以上に綺麗だった南山公园ハイキング

先日ご紹介した、深セン南山区の新しい文化交流施設南山国际化交流中心」。南山区はここから幾つかの外国人コミュニティと連携して地域の活性化を図リ始めています。

その中の一つから「H.O.P.E」と呼ばれるチームが発足しました。活動第一弾は、南山公园ハイキング清掃プロジェクト!
オープニングイベントの様子も合わせてお伝えします!

「H.O.P.E」とは?

発起人は、ベルギー人のBruno Schuytenさん。

普段はエッセンシャル・アロマオイル・DIY石鹸などの輸入販売などを手がけていて、蛇口エリアの欧米人からは定評があります。深セン在住7年目なのだそう。

彼が深センに来たあと、母国で立て続けに弟と母親を亡くしてしまったのですが、深センのコミュニティーから大きな感情的なサポートを受け、立ち直るのにすごく助けになったのだそうです。

「コミュニティの支援がなければ、私はもうここにはいなかったと思います。私はコミュニティーに恩返しをしたいと思いました。私と同じような苦難を経験しているかもしれない他の人々を助けたいと思います」

彼は、地域に感謝の気持ちを伝えるために、"毎日一人の人を助ける" という考えを思いつきました。

そして、2019年7月1日「HOPE国際ボランティアチーム」が発足したのです。
「H.O.P.E」とはHelp One Person Everyday」の頭文字です!

活動第一弾「南山公园ハイキング清掃プロジェクト」

記念すべき活動第一弾は、「南山公园ハイキング清掃プロジェクト」 7/13(土)に行われました。

Shenzhen Fanも参加させていただきました。

南山公园(南山公園)とは

南山公园(南山公園)は深センの蛇口エリアに位置する、公園と呼ぶには大きすぎる山なので
まぁハイキングというより登山なのですが…

この山は地元民にも愛され、強者達には毎日のジョギングコースにもなっています。

中国では現在ゴミ分別がホットな話題で深センでも施行間近のため、このプロジェクトは非常にタイムリーで多くの人が関心を持っていますね。

今回は、50名以上の参加者が集まったため、いくつかのグループに分けなければならなかったほど。
(私たちのグループは、「海上世界」駅側の入り口から登りました)

南山公园は、綺麗だった!

「多くの人たちが活用する中国の山」というと、一般的には汚いイメージが拭いきれませんが、実際は…

全然綺麗!

そうなんです。このようなボランティアチームや地元の方々が気を遣っているからか、本当に綺麗なんです。

これは意外でした。

ただ、登山道を外れた草むらとか茂みの中にゴミは落ちていたりするので、今回のプロジェクトはそういったところを重点に清掃を行いました。

景色も綺麗!

山からの見晴らしも綺麗です!

香港も見える

今回はあまり天気が良くなかったのですが、それでも綺麗ですよね。

天気の良い時に登ったら絶景になりそう。

深圳湾万象城も見える

これ、本当にいい運動になります。お勧めです!

「H.O.P.E」オープニングイベント

清掃プロジェクトから1週間後の 7/20、HOPEの正式オープニングイベントが蛇口网谷の "Net Valley MSCE Center" と呼ばれる南山区政府施設内にて開催されました。

ケータリングはF.R.I.E.N.D.Sカフェでおなじみ「Smelly Cat」から!

今までHOPEからはチャリティーイベントや、無料英語・中国語レッスン、女性向けの自己防衛に関する講義などが行なわれてきたそうです。

Shenzhen Fanにも「HOPE」Tシャツが配られました

 

今後の活動は?

「外国人としても地域社会に良い影響を与えていきたい」とBrunoさん。

南山政府から外国人コミュニティの一員として様々な提案を行なってきましたが、活動はまだまだ道半ばなのだそうです。英語での発信を強化しつつあるものの、もっと認知度を深めていく必要があると感じているとのこと。

Shenzhen Fanとしては、このコミュニティーを通じて日本人と欧米人、中国人のつながりを深められたらと考えています。日本語レッスンとか手巻き寿司パーティーとかできたらいいですね!

「H.O.P.E」コミュニティに関するお問い合わせは、メールよりお受けしています。

参考リンク:ShenzhenDaily : Expat | Belgian giving back to community with 'HOPE'

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