(2/20 更新)【新型コロナウイルス肺炎対策】2月16日より深圳地下鉄では実名登録乗車を開始。登録方法解説

2月16日(日)より、新型コロナウイルス肺炎感染対策の一環で、深センの地下鉄では実名登録乗車を開始します。

これにより、地下鉄の乗客情報を把握できるようにし、感染の疑いがある人を追跡できる、とのこと。

WeChat(微信)のQRコードや銀聯カードは今まで通り乗車可能ですが、片道・1日切符の販売は期間中停止します。

登録方法など、現時点で分かる範囲でまとめました。


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WeChat(微信)QRコード/銀聯カードは今まで通り

多くの人が利用している、WeChatのQRコードと銀聯カードを利用しての乗車はすでに実名登録されているため
今までと同じように利用できます。

WeChatの「乘车码」QRコード

「深圳通」カード利用者は、乗車前に実名登録が必要

「深圳通」カード利用者は、乗車前にQRコードをスキャンして実名登録を完了する必要があります。

「计次票」という券(回数券?)も同じような登録が必要になるとのこと。

登録方法

各駅には、以下のようなWeChatミニプログラムのQRコードが提示されています。

1号線「竹子林」に設置されているQRコード

このQRコードをWeChatでスキャンすると、ミニプログラム「深圳通+」が起動し、以下の画面が表示されます。

電話番号との紐付けを行うために、オレンジのボタンを押してください。

すると、電話番号が表示されます。

確認の画面で「Allow」を押してください(日本語だと「許可」)。

これで、竹子林駅にチェックインしたことになります。

降車時の操作は不要なので、乗車時だけ記録されるようですね。
そしてQRコードをスキャンしたら実際にどこにいようとQRコードの駅にいたことになってしまいます。
(私は今竹子林駅で乗車したことになってます。。)

(2/20  追記)NFC対応フィットネスバンド(Mi Bandなど)の対応は?

(2/16 追記)NFC対応フィットネスバンド(Mi Bandなど)は登録作業不要

NFC対応の、シャオミ Mi Bandで乗車してみました。

この場合は、登録不要だそうです。(スマホアプリで既に番号が紐づけられているのかも)

(2/20 更新)2/16の時点でのスタッフの対応はスキャン不要とのことでしたが、スタッフによってはWeChatの「乘车码」以外のレーンにくる人には全員QRコードスキャンを要求しています。事前スキャンをした方がよさそうです。

WeChatの「乘车码」レーンではなく、「その他」レーンのほうに行きます。

(運賃無料の)高齢者の場合

確か70歳以上だったと思いますが、高齢者は中国人も外国人も運賃が無料になります。

でもそのためにはサービスカウンターに行って身分証を提示して係員の開けるサイドドアから入る必要がありますが
今回の対応で高齢者はカウンターにて実名登録をする必要があります。
スマホがあればQRコードスキャン、なければ文書記入(手動登録)をする必要があるようです。

そして、駅を出るときはサイドドアのところで再度登録します。

乗車中は、電車内のQRコードをスキャン

電車に搭乗後、車内上部に提示されているQRコードをスキャンすることが勧められています。

恐らく、これによって車両番号などが記録されて感染者(後日感染者だと分かった人)と接触があったかどうかが追跡できるのだと思われます。

(2/16 追記)実際の乗車結果

電車の中には、保安官がいつものように待機していますが、いつもと様子が少し違います。

近づいてみると…

車内にあるQRコードをスキャンするよう、乗客に促しています。

WeChatでスキャンすると…

対象の車両に、電話番号等の情報が登録される仕組みなのではないかと思われます。

感染対策期間中は、片道・1日切符の販売を停止

特に旅行者や普段地下鉄を利用しない人は券売機で切符を買っていたかと思いますが、
券売機の切符では実名登録ができないので、期間中は片道・1日切符を買うことはできなくなります。

(2/16 追記)自動券売機は停止

やはり、券売機での販売は停止されていました。

必要であれば深圳通のカードを買うしかないのかもしれないですね。

深圳通のカードは券売機で販売中。

でもWeChatがない旅行者は?高齢者の場合と同じく手動登録をする可能性はあります。このあたりは不明です。

実際の効果は・・・?

深圳通のカード利用者は、QRコードスキャン後にカードをかざして乗車する、という方法になると思われますが、
混雑時などスキャンしないまま乗車してしまう人もいるかもしれないですね。しかも乗車時だけだし。。。

WeChatのQRコード乗車はちゃんとトレースされますけど、これで100%追跡できるのかどうかは微妙なところです。
(確度は高くなりますが)

2号線「东角头」駅にあるQRコード。全駅にQRコードが設置されている

電車内のQRコードスキャンも現実問題強制することは不可能なので、どのくらいの人が自主的にスキャンに協力するのか不明ですが、これをスキャンすることで後から感染者と接触があったかどうか割り出しやすくなるので身を守るためにもスキャンしておいた方が良さそうですね。

今後も新たな情報がありましたら追記していきます。

 

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