2021【駐札幌/新潟領事館管轄エリア】中国渡航者向け 指定検査機関(PCR+IgM抗体) 最新価格リスト

2021年1月10日より、中国への渡航者に求められているPCR検査+抗体検査(IgM)の基準が変更され、指定検査機関リストが再度更新されたため、最新の検査機関リストから検査費用と所要時間を調査しました。

今回は【駐札幌/新潟領事館管轄エリア】(北海道・青森・秋田・岩手・新潟・山形・宮城・福島)の情報をリストアップします。他エリアの情報は追ってお知らせします。

※当情報は、2021年1月7日に大使館より公開された検査機関リストを1月17日に調査したものです。また、資料内のクリニックは今後追加・削除されることも考えられますし、各クリニックの提示している検査費用や所要時間も変わる場合がありますので、目安としてお使いください。

また、リスト内の検査機関では中国以外の渡航予定者にも検査を行っているところがあります。中国以外の国も世界的な感染者数増加を踏まえて中国の方針を踏襲する可能性があります。

これまでの経緯

(11/8-)飛行機搭乗2日以内発行のPCR検査+血清IgM抗体検査陰性証明書が必要

2020年11月8日より、日本から中国への渡航者は、飛行機搭乗日から2日以内に発行された新型コロナウイルスPCR検査陰性証明及び血清IgM抗体検査陰性証明書が搭乗手続きに必要となりました。

(12/1-)渡航者は事前に「健康コード」提出が必要

2020年12月1日より、日本から中国への渡航者は、PCR検査+IgM抗体検査のダブル陰性証明取得後、中国駐日本大使館・総領事館に“HS”または“HDC”マークのグリーン健康コードを申請することが必要となりました。(中国籍・外国籍で取得方法が異なります。)

(1/10-)渡航者向け指定PCR検査+抗体検査(IgM)の基準変更

2021年1月10日より、中国への渡航者に求められているPCR検査+抗体検査(IgM)の基準が変更されます。

今まで行われていたPCR検査時の唾液採取、抗体検査(IgM)時の指先からの血液採取ではなく、鼻ぬぐいによるPCR検査+注射針による血液採取となる見込みです(3歳(36ヶ月)以下の検体採取は検査機関の指示に従うことになっています)。

各地域の検査機関リンク

中華人民共和国駐日本国大使館より1月6,7日に公開された新しいPCR検査機関リストは以下のリンクを参照してください。

駐日本大使館管轄地域内検査機関(1/10版)
(東京・神奈川・千葉・埼玉・長野・静岡・群馬・栃木・山梨・茨城)

駐大阪総領事館管轄地域内検査機関(1/10版)
(大阪・京都・兵庫・奈良・和歌山・滋賀・愛媛・高知・徳島・香川・広島・岡山・鳥取・島根)

駐福岡総領事館管轄地域ダブル検査機関(1/10版) / 駐長崎総領事館管轄地域内検査機関(1/10版)
(福岡・佐賀・大分・熊本・鹿児島・宮崎・沖縄・山口・長崎)

駐名古屋総領事館管轄地域内検査機関(1/10版)
(愛知・岐阜・福井・富山・石川・三重)

駐札幌総領事館管轄地域ダブル検査機関(1/10版) / 駐新潟総領事館管轄地域内検査機関(1/10版)
(北海道・青森・秋田・岩手・新潟・山形・宮城・福島)


以下、指定検査機関の公式サイトと費用に関する情報です。

(病院名の右隣に、検査結果所要時間を併記してあります)

※いくつかのクリニックでは、抗体検査ならびに陰性証明書発行費用に関する価格情報が記載されていませんが、大使館からの指定検査機関であることは確かなので、基準に沿った検査は実施されています。
(抗体検査の費用は5,000〜10,000円前後と考えられます。予約をされている方は確認することをお勧めします)

札幌市

東徳洲会病院(2日)

検査案内ページ

中国渡航セット: 46,000円 (PCR検査・血清IgM抗体検査・問診・中国指定書式証明書1通)

おひげせんせいのこどもクリニック(2日)

検査案内ページ

PCR40,700円+IgM抗体検査8,800円で合計49,500円(税込み)

札幌西区ともメンタルクリニック(?日)

PCR+抗体検査 45000円(証明書料金込み)

新潟県

プラーカ中村クリニック(?日)

検査案内ページ

40,000円(税込)

こばやし内科クリニック(1日)

●鼻腔PCR検査 27,500円(税込)
●⾎清IgM(化学発光免疫測定法)採⾎ 8,800円(税込)
●陰性証明書 5,500円(税込)
●その他の英文診断書 11,000円(税込)
●身体測定を含む英文診断書 14,680円(税込)

宮城県

多賀城あかざクリニック2日)

PCR検査案内ページ

48000円(税込) ダブル陰性証明書込

山形県

べにばな内科クリニック(2日)

検査費用:25,000円(税別)
陰性証明書:3,000円 (日本語、英文)抗体検査代(IgM,IgG)6,000円
郵送費:1,000円 (証明書を郵送する場合)

福島県

しぎはらクリニック(1日)

35,200円(ダブル陰性証明書発行・手数料込、税込み)

【NEW】南東北医療クリニック(2日)

40,700円(検査・ダブル陰性証明発行・手数料・税込み)

【NEW】常磐病院(2日)

公式サイトには検査に関する記載なし

情報は新たにアップデートされる可能性高

まだWebサイトからの告知が間に合っていないと思われるクリニックは一定数あり、情報はこれから順次公開されていくのではないかと思われます。

弊サイトでも最新情報を更新していく予定ですが、検査を受ける方は必ずリンク先の対象医療機関の最新情報をご確認ください。

もし情報に変更があった場合はコメント欄やメッセージなどで教えていただけると非常に助かります。

所要時間の見積もりを忘れずに

そして所要時間は一番気をつけなければならない点です。

冒頭のリンクにもあった通り、渡航者は事前に「健康コード」の提出(送信)が必要となります。しかも健康カードには搭乗便によって申請期限が決められています。

指定検査機関の中には検査結果を郵送する医院もありますが、その場合はもっと時間がシビアになってきますね。特に地方から成田空港・関西国際空港に向かう方にとっては一日の遅れが致命的になります。

そのため今後は大事を取って数日前から空港周辺に滞在し、周辺のクリニックでPCR検査を受ける方も増えそうですが、ホテル滞在の場合は郵送のサービスが利用できるか確かめた方が良さそうです。再来院時に結果を直接出してくれるところが確実かもしれませんね。

(以下は1月7日に大使館より公開された健康カード申請期限表です)

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 20210107-健康コード申請期限リスト-718x1024.jpg

他エリアの情報は当記事内の「各地域の検査機関リンク」項目内で順次更新していきます。

(深セン市内)隔離ホテルリスト公開

深セン市内の不動産会社「チャールズハウス深セン(Charles House Shenzhen)」が調査した指定隔離ホテルリストを当サイトでも公開しております。深センに渡航される方は参考になさってください。https://www.shenzhen-fan.com/2020-11-quarantine-shenzhen-hotels-list/embed/

中国渡航隔離対策グッズ特集

また、当サイトでは14日間の隔離経験者の方々のご意見をもとに作成した、渡航後のホテル隔離生活を快適にするために必要とするグッズも紹介しています。どうぞ参考になさってください。https://www.shenzhen-fan.com/2020-11-recommend-goods-for-quarantine-in-the-hotel/embed/

「中国ビザ渡航情報共有」WeChatグループ

現在、日本から中国に渡航する方のために有志で「中国ビザ渡航情報共有」WeChatグループを運営しています。また「中国→日本渡航情報共有」グループや各エリアごとのグループチャットも運営中です。

ビザ・フライト・フェリー情報に加え、PCR検査・抗体検査に関する質問や日本から中国に送る荷物などの情報共有も活発です。 チャット内で問い合わせや相談もできます。(チャットの内容に関しては常識の範囲内で自己責任でお願い致します)

詳細は以下のリンクをご参照ください。

(1/1 更新)中国エリア別渡航グループチャット開設のお知らせ

当サイトでもできるだけ最新情報を追い、アナウンスするよう努めていきます。

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