2021【駐名古屋領事館管轄エリア】中国渡航者向け 指定検査機関(PCR+IgM抗体) 最新価格リスト

2021年1月10日より、中国への渡航者に求められているPCR検査+抗体検査(IgM)の基準が変更され、指定検査機関リストが再度更新されたため、最新の検査機関リストから検査費用と所要時間を調査しました。

今回は【駐名古屋領事館管轄エリア】(愛知・岐阜・福井・富山・石川・三重)の情報をリストアップします。他エリアの情報は追ってお知らせします。

※当情報は、2021年1月7日に大使館より公開された検査機関リストを1月15日に調査したものです。また、資料内のクリニックは今後追加・削除されることも考えられますし、各クリニックの提示している検査費用や所要時間も変わる場合がありますので、目安としてお使いください。

また、リスト内の検査機関では中国以外の渡航予定者にも検査を行っているところがあります。中国以外の国も世界的な感染者数増加を踏まえて中国の方針を踏襲する可能性があります。

目次

これまでの経緯

(11/8-)飛行機搭乗2日以内発行のPCR検査+血清IgM抗体検査陰性証明書が必要

2020年11月8日より、日本から中国への渡航者は、飛行機搭乗日から2日以内に発行された新型コロナウイルスPCR検査陰性証明及び血清IgM抗体検査陰性証明書が搭乗手続きに必要となりました。

(12/1-)渡航者は事前に「健康コード」提出が必要

2020年12月1日より、日本から中国への渡航者は、PCR検査+IgM抗体検査のダブル陰性証明取得後、中国駐日本大使館・総領事館に“HS”または“HDC”マークのグリーン健康コードを申請することが必要となりました。(中国籍・外国籍で取得方法が異なります。)

(1/10-)渡航者向け指定PCR検査+抗体検査(IgM)の基準変更

2021年1月10日より、中国への渡航者に求められているPCR検査+抗体検査(IgM)の基準が変更されます。

今まで行われていたPCR検査時の唾液採取、抗体検査(IgM)時の指先からの血液採取ではなく、鼻ぬぐいによるPCR検査+注射針による血液採取となる見込みです(3歳(36ヶ月)以下の検体採取は検査機関の指示に従うことになっています)。

各地域の検査機関リンク

中華人民共和国駐日本国大使館より1月6,7日に公開された新しいPCR検査機関リストは以下のリンクを参照してください。

駐日本大使館管轄地域内検査機関(1/10版)
(東京・神奈川・千葉・埼玉・長野・静岡・群馬・栃木・山梨・茨城)

駐大阪総領事館管轄地域内検査機関(1/10版)
(大阪・京都・兵庫・奈良・和歌山・滋賀・愛媛・高知・徳島・香川・広島・岡山・鳥取・島根)

駐福岡総領事館管轄地域ダブル検査機関(1/10版) / 駐長崎総領事館管轄地域内検査機関(1/10版)
(福岡・佐賀・大分・熊本・鹿児島・宮崎・沖縄・山口・長崎)

駐名古屋総領事館管轄地域内検査機関(1/10版)
(愛知・岐阜・福井・富山・石川・三重)

駐札幌総領事館管轄地域ダブル検査機関(1/10版) / 駐新潟総領事館管轄地域内検査機関(1/10版)
(北海道・青森・秋田・岩手・新潟・山形・宮城・福島)


以下、指定検査機関の公式サイトと費用に関する情報です。

(病院名の右隣に、検査結果所要時間を併記してあります)

※いくつかのクリニックでは、抗体検査ならびに陰性証明書発行費用に関する価格情報が記載されていませんが、大使館からの指定検査機関であることは確かなので、基準に沿った検査は実施されています。
(抗体検査の費用は5,000〜10,000円前後と考えられます。予約をされている方は確認することをお勧めします)

愛知県

だいどうクリニック予防接種センター(1日)

検査案内ページ

PCR検査と血清IgM抗体検査を含む診断書:44,000円(税込)

藤が丘オーキッドファミリー クリニック(1日)

検査案内ページ

PCR検査は初診の方は5万円、再診の方は47000円、抗体検査は5千円税込となります。

金山ファミリークリニック(1-2日)

PCR検査料金は証明書等すべて含んで唾液30,000円税込、スワブ40,000円税込

IgM検査 5000円税込

常滑市民病院(1-2日)

PCR検査案内ページ

Webサイト上には費用の記載なし(検査料は予約時に通知)

ゆう内科クリニック(1日)

検査案内ページ(PCR+抗体検査)

PCR検査(鼻腔拭い液)代金と陰性証明書(原本)発行代金:お一人あたり、33,000円(税込)

血清IgM抗体検査(静脈採血、化学発光免疫測定法ほか)代金:お一人あたり、11,000円(税込)

藤田医科大学ばんたね病院(2日)

検査案内ページ

検査実施料(PCR検査+証明書1通分含む):29,700円(税込み)

血清IgM抗体検査は6,600円(税込み)

名古屋ステーションクリニック(1-2日)

検査案内ページ

50,000円(税別)

うかい医院(当日-1日)

検査案内ページ

料金はPCR検査、IgM抗体検査、大使館指定フォーマットでの診断書作成料、全て込みで税込50,000円となります。

ひだかこどもクリニック(当日)

検査案内ページ

IgM抗体検査も必要とする国に関しては、診察料・検査費用・陰性証明書代全て込みで 66,000円(税込)で対応させて頂きます。

たいようこどもクリニック(1日)

検査案内ページ(10/10)
11/4 変更点

45,000円税込

一般社団法人オリエンタル労働衛生協会 メディカルクリニック(?日)

Webサイト上には検査に関する記載なし

清水内科クリニック(1日)

検査案内ページ

PCR検査および抗体検査結果を含む渡航用診断書 49,500円(税込み)

星ヶ丘マタニティ病院(?日)

検査案内ページ(抗体検査の記載なし)

検査料:30,000円(税別)
証明書(英文1通):10,000円(税別)

リブラささしまメディカルクリニック(?日)

Webサイト上には費用に関する記載なし

江崎外科内科(1日)

検査案内ページ

PCR陰性証明書 38,500円(消費税込み)
血清IgM抗体検査 別途 5,500円

成田記念病院(1日)

鼻腔PCR検査費用 30,000円

血清IgM抗体検査 5,000円

合計(税込み) 35,000円

メドック健康クリニック(1日)

PCR検査・抗体(IgM)検査35,000円(税別)
(検査証明書発行含む)

偕行会城西病院(?日)

渡航者向け検査に関する記載なし

名古屋共立病院(?日)

渡航者向け検査に関する記載なし

藤田医科大学 中部国際空港診療所(当日)

検査案内ページ

検査実施料(PCR検査+証明書1通分含む): 38,500円(税込み)

  • ※ 中国への渡航者は、PCR検査と血清IgM抗体検査が必須です。
    血清IgM抗体検査は6,600円(税込み)別にお支払い頂きます。

【NEW】医療法人社団 交和会同仁医院(?日)

公式サイトなし

岐阜県

矢嶋小児科小児循環器クリニック(1-2日)

検査案内ページ

PCR   ¥36,000
 IgM  ¥5,000
証明書   ¥5,000

東海中央病院(当日-)

44,800円(税込)

富山県

魚津緑ヶ丘病院(2日)

  • 【PCR検査30,000円+抗体検査5,500円=合計35,500円

不二越病院(2日)

検査案内ページ

PCR検査:33,000円税込み
血清IgM抗体検査:5,500円税込み
計: 38,500円税込み

東岩瀬クリニック(?日)

抗体検査記載なし

費用は自費:22,000円(税込み)
診断書が必要な場合は別途費用が必要になります。
 日本語:1,000円 英文(渡航時に必要な):3,000円(税込み、送料込み)

石川県

金澤なかでクリニック(1-2日)

検査案内ページ

  • ⽉〜⾦曜:合計48,400円(税込)
  • 土曜:合計52,800円(税込)

石川県予防医学協会 予防医学クリニック(1日)

検査案内ページ

種別検査結果を
当日にお受け取り
検査結果を
翌営業日にお受け取り
備考
渡航先が中国38,500円35,750円証明書必須、IgM抗体検査必須
日本語が通じる場合

コマツクリニック(?日)

公式サイトなし(076-293-4930)

三重県

ほしみ脳神経外科(1日)

検査案内ページ

PCR+抗体検査(中国領事指定の陰性証明書費用含)費用 42,800円(税込み) 

情報は新たにアップデートされる可能性高

まだWebサイトからの告知が間に合っていないと思われるクリニックは一定数あり、情報はこれから順次公開されていくのではないかと思われます。

弊サイトでも最新情報を更新していく予定ですが、検査を受ける方は必ずリンク先の対象医療機関の最新情報をご確認ください。

もし情報に変更があった場合はコメント欄やメッセージなどで教えていただけると非常に助かります。

所要時間の見積もりを忘れずに

そして所要時間は一番気をつけなければならない点です。

冒頭のリンクにもあった通り、渡航者は事前に「健康コード」の提出(送信)が必要となります。しかも健康カードには搭乗便によって申請期限が決められています。

指定検査機関の中には検査結果を郵送する医院もありますが、その場合はもっと時間がシビアになってきますね。特に地方から成田空港・関西国際空港に向かう方にとっては一日の遅れが致命的になります。

そのため今後は大事を取って数日前から空港周辺に滞在し、周辺のクリニックでPCR検査を受ける方も増えそうですが、ホテル滞在の場合は郵送のサービスが利用できるか確かめた方が良さそうです。再来院時に結果を直接出してくれるところが確実かもしれませんね。

(以下は1月7日に大使館より公開された健康カード申請期限表です)

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 20210107-健康コード申請期限リスト-718x1024.jpg

他エリアの情報は当記事内の「各地域の検査機関リンク」項目内で順次更新していきます。

(深セン市内)隔離ホテルリスト公開

深セン市内の不動産会社「チャールズハウス深セン(Charles House Shenzhen)」が調査した指定隔離ホテルリストを当サイトでも公開しております。深センに渡航される方は参考になさってください。https://www.shenzhen-fan.com/2020-11-quarantine-shenzhen-hotels-list/embed/

中国渡航隔離対策グッズ特集

また、当サイトでは14日間の隔離経験者の方々のご意見をもとに作成した、渡航後のホテル隔離生活を快適にするために必要とするグッズも紹介しています。どうぞ参考になさってください。https://www.shenzhen-fan.com/2020-11-recommend-goods-for-quarantine-in-the-hotel/embed/

「中国ビザ渡航情報共有」WeChatグループ

現在、日本から中国に渡航する方のために有志で「中国ビザ渡航情報共有」WeChatグループを運営しています。また「中国→日本渡航情報共有」グループや各エリアごとのグループチャットも運営中です。

ビザ・フライト・フェリー情報に加え、PCR検査・抗体検査に関する質問や日本から中国に送る荷物などの情報共有も活発です。 チャット内で問い合わせや相談もできます。(チャットの内容に関しては常識の範囲内で自己責任でお願い致します)

詳細は以下のリンクをご参照ください。

(1/1 更新)中国エリア別渡航グループチャット開設のお知らせ

当サイトでもできるだけ最新情報を追い、アナウンスするよう努めていきます。

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