新型コロナの影響により深セン市民中心のLEDライトショーは休止中ですが、深セン市内の主要エリア(大劇院、深圳书城、市民中心、UpperHills、海岸城など)にて光と影のアート作品群が展示中です。
「GLOW SHENZHEN 2020 深圳国际光影艺术季」と題するこの期間限定イベント。合計200点以上の作品が深セン市内を彩ります!
目次
GLOW SHENZHEN 2020 深圳国际光影艺术季
GLOW SHENZHEN 2020 深圳国际光影艺术季は、深セン市の魅力と国際的な影響力を、そして夜の経済と文化的な雰囲気を高めるために2020年12月中旬から春節期間を経て2月末まで開催されている新しいアートイベント。
開催箇所は、大劇院、深圳书城、市民中心、UpperHills、海岸城など。各地に展示されている179点のアート作品と、34点のアートパフォーマンスが深センの夜空をライトアップしています。
欢乐海岸
深圳湾公園、华侨城、侨城东に近接する欢乐海岸では「超级新年」「一树光」「我喜翻你」「星蕊·心愿」「翻喜之树」といった主題の光影作品が展示中。
特にレーザー、ドローン、花火などを組み合わせた「深蓝秘境」という水のアートパフォーマンスは必見です。
また、レオナルド・ダ・ヴィンチの作品を用いた没入型アート展「时光•宝藏-对话达芬奇」も開催中。
深圳书城
羅湖区の大剧院にある深圳书城周辺では、高さ3mの縦長スクリーンがずらりと並んでおり、「初心跳动」「罗湖之眼」「梦想升腾」といったタイトルのニューメディアアート作品が展示中。
以下は、アイルランド人アーティストのDavid Koehaneによるインタラクティブなオーディオ・ビジュアル・インスタレーション「初心跳动」
スペインのアーティスト、Brut Deluxによる光のインスタレーション「罗湖之眼」も必見!
羅湖の万象城も彩られています。
市民中心
通常は、ビル全体を光らせるLEDライトショーが開催される市民中心ですが、現在はLEDの代わりに以下のような展示が行われているようです。
「GLOW SHENZHEN 2020 深圳国际光影艺术季」の文字の側には…
“UFO媒体实验室”の作成した「时空剥落」。これは見応えありますね。
オーストラリアのENESS Studioによるインタラクティブな音と光のインスタレーション「天空城堡」は、人と人とのつながりを象徴する虹のアーチを形成。
スペインのアートチームMID STUDIOは、毎週金曜日と土曜日の夜に、数百個のヘリウム風船とLEDモジュールを使ったアートパフォーマンス「Suspended」を披露中。
メディアアートチームの”C(;C)”は、DNAの二重らせん構造をミラーマトリックスで復元した「螺旋」を展示。
UpperHills
UpperHillsでは、いくつかのインスタレーションが展示。
アーティスト易炜寒による虹色の階段「呼吸彩虹」を通ります。
UpperHillsの3階では、以下の作品を楽しむことができます。
イタリアのアーティスト、Ultraviolettoの「追光」。
スペイン人アーティスト Tigrelab「一天」
海岸城
南山の海岸城では、スポンジボブとのコラボレーション。
このスポンジボブ、色々工夫が施されています。レーザー、ビデオ等特殊効果装置と組み合わせて、屋外没入型の芸術空間となっているのだそう。
一箇所に人が集中してしまわないように、分散して開催されている今回の展示はLEDライトショーの代替として十分なクオリティのようですね。当イベントは今回が初ですが、好評ならシリーズ化するかもしれません。
深セン都市観光ハイテクバスがおすすめ
上記の展示を巡りたい場合は、深センのハイテク観光バス「都市观光魅力鹏城」を利用すると便利です。
詳細は以下のリンクからどうぞ。夜の観光なので黄色の路線(黄线)を選択してください。
通常、移民の多い深センは春節期間中は人がガラガラとなりますが、2021年は他都市への移動を控えるようにとのアナウンスが出ているため、深セン市内でどのように過ごそうか検討しておられる方も多そうです。
そんな方々にうってつけの「GLOW SHENZHEN 2020」。観光バスと共にぜひ楽しまれてください。
Source:
深圳观光巴士:深圳夜生活又多了一个新去处!179件光影艺术作品,34场光影艺术表演等你来