現在、中国各地で12月7日に発布された新型コロナ防疫措置の緩和が進行中ですが、深セン市でも緩和の動きが見られています。
特に中国国内の他地域から深センに到着する者に対しては12月8日に新たな政策が通知され、今まで実施されてきた到着後3日間の行動制限が撤廃されました(高リスク地位からの入境者を除く)
深圳出行政策更新
深圳市は深セン入境者に対する最新の政策「深圳市出行防疫政策」を発表しました。
大きな変化は「三天三检三不」(=中国国内の他地域から深センに到着する者は連続して3日間、PCR検査を3回行い、会合・会食・人混みへの外出を行わない)の記載が消えたことです。高リスク地域からのみ以下の点が要求されています。
高リスク地域から深圳への到着者に対しては、「7日間の自宅検疫」を実施。
- 深セン到着前(遅くとも到着後24時間以内)に、「深i您-自主申报」WeChatミニプログラムにて、または居住する社区を通じて健康状態を申告すること。
- 1、3、5、7日目にPCR検査を1回実施すること。
- 期間中の外出は禁止。
- 在宅隔離医学観察の条件が整わない場合は、集中隔離医学観察を実施すること。
鉄道乗車時のPCR検査証明は不要に
深圳新闻网は、今後鉄道切符の購入、列車の移動、駅の出入りの際に48時間PCR検査証明書のチェックは不要となったと報じていることから、当政策は深セン市内においても即日適用されていると見て良さそうです。
外伶仃岛、东澳岛、桂山岛航线フェリーが運航再開(12/9-)
フェリーも運航再開の通知が発せられています。
12月9日より「蛇口ー外伶仃岛、东澳岛、桂山岛航线」フェリーの運航が再開されます。他のフェリーも順次再開されると思われます。
現在も高リスク地域の指定は続く
とはいえ、高リスク地域が指定されなくなったわけではなく、感染状況に応じて引き続き市内でも高リスク地域は誕生しています。最新の報道では福田区莲花街道、南山区桃源街道、宝安区新安街道、新安街道、石岩街道、新桥街道、西乡街道、松岗街道、坪山区坑梓街道内の一部が高リスク地域指定された模様です。