深セン防疫最新情報:羅湖区では国際郵便の個別配送を停止

2月9日までの深センにおける防疫最新情報です。

1月31日に発覚したオミクロン株感染は現在のところ16例で落ち着きを見せている一方で、羅湖区では国際郵便の個別配送を停止し、区内に9ヶ所ある集中引き取り所で消毒が行われ荷物引き渡しが行われています。

深圳市の"0131"感染者は合計16例

深センは宝安区を起点として1月31日から2月6日にかけて陽性例が頻発し、"0131"と呼ばれている一連の感染(オミクロン変異株)による陽性者数は計16例となりましたが、2月7日以降は落ち着きを見せています。 

中リスク指定地域は5ヶ所

2月10日現在の深圳市内の中リスク指定地域は以下の5ヶ所。2月1日から7日にかけて指定されましたが、低リスク地域に戻るための基本的な条件は該当エリア内の新規感染者が2週間連続してゼロになることなので、少なくとも2月15日までは解除されないと思われます。

宝安区石岩街道罗租社区艾美特科技园B栋(2/1-)

宝安区石岩街道罗租社区下新村十四巷4号(2/4-)

宝安区石岩街道罗租社区下新村十五巷4号(2/4-)

宝安区石岩街道浪心南路3号楼 (2/7-)

宝安区石岩街道宝石南路94号(2/7-)

深圳市街からの入境者は48時間以内のPCR検査陰性証明を

深圳市外からの入境者は、深センに戻る前に48時間以内のPCR検査陰性証明の提示が求められることがあります。証明書がない人は深セン到着後24時間以内にPCR検査を完了し、自己健康監視を強化することが望ましいと通知されています。

i深圳:2月9日深圳本土无新增!616个核酸采样点实时更新

羅湖区は国際郵便の個別配送を停止

羅湖区では2月9日より国際郵便の個別配送を停止し、9ヶ所の集中引き取り場所を設置しました。

荷物受け取り時は本人確認書類の提示が必要となり、基本的には現場スタッフによる開梱・消毒が行われる模様です。

Image via 深圳新闻网

引き取り場所は以下の通りです。(配送会社によって異なります)

深圳商报:定点取件!罗湖设置9个入境邮件快件集中消杀取件点

深圳新闻网:罗湖深夜通告:今起,这类业务暂停!

香港との越境ドライバーの陽性が相次ぐ

香港と深センを往来する越境ドライバー(主にトラック運転手)の中では入境後に陽性発覚となる例が相次いでおり、陽性者は2月4日から合計7例となっています。

深圳湾口岸の入境者は大幅増加で連日満員

最近は、香港から深圳湾口岸を経由する入境者の数が連日大幅に増加しており、予約が満員になるケースが続いているとのこと。入境後の隔離ホテルもフル稼働なのだそう。移動が多いと感染のリスクもつきまとうので個人の健康管理徹底が呼びかけられています。

深圳特区报:又有2名跨境货车司机核酸阳性!深圳口岸发布预约提示


春節休みが終わり、多くの方が地方から戻って仕事を再開する中で感染をいかに防ぐかを当局は考えているようです。状況によっては新たなアナウンスが発せられるものと思われます。

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