本日は、日本のパンをこよなく愛するオーナーが南山区の「海月」駅近くにオープンさせた、私が今一番気になる手作りパン屋さんをご紹介します。
その名は「 Daily Bakery House(得粒烘焙坊)」。Shenzhen Fan 期間限定特典もあります!
目次
<“ Daily Bakery House” 得粒烘焙坊>とは
高級マンションといくつもの商店が並ぶ一角にあるガラス張りのおしゃれなパン屋さん。オープン時の狙いは、高級マンションが立ち並ぶ海月の方々をターゲットとしていたとおっしゃるオーナーの孙鑫(スンシン)
さん。
もちろん地元の方にも人気ですが、今では “日本人の口に合うパン” としても知られており、現在じわじわと口コミで広がり中!その美味しさ求めて、遠くから足を運ぶ方もおられます。
店名の由来
“日常の生活でこのお店にいつでも立ち寄ってほしい”との願いで、この名前にされたそうです。中国では登記するために必ず中国名が必要とのこと。“Daily Bakery House”を文字って得粒烘焙坊 <Dé lì hōngbèi fāng>と名付けたとか。
名前の由来通り、学校を終えた子どもたちが、出勤前にコーヒーとパンを求めて若者やOLさんが気軽に立ち寄れるパン屋さん。さらに家族や年配の方まで様々な世代に愛されているパン屋さんです。
外観・店内にもたくさんのこだわりが・・・
大きなガラス張りの店舗は、向こう側が透けて温かみ溢れるお店です。オーナー孙さんが奥様とともに日本各地の人気のパン屋さんを巡り、日本にあるお洒落な店内をイメージし、こだわりを持ってデザインされたそうです。
店内は小さいながらもイートインスペースも設け、外が見渡せる開放的な空間。自ら手書きされたメニューカードがホームメイドの雰囲気を出しています。
またアンティーク調の小物や雑貨はすべて日本(東京/浅草)から仕入れてきたそうで、温かさが漂っています。
パンの材料や機材へのこだわり・・・
フランスの小麦粉・強力粉を知り合いの工場から仕入れ自然酵母を使用。またフランス最高のバターと言われるイズニーのバターを使用。
その他の材料も全て輸入品で自然食品を使用し、その日に作ったものしか売らないとお客様の健康を第一に気に掛けておられる孙さん。
「皆さん、家族の健康をいつも考えていると思います。それでわたしは、自然食品にこだわったカラダに良いものを常に提供したい」と笑顔でおっしゃっておられました。
ベーカリーマシンは有名なスイス製のKolbを使用し、「パンは焼き加減がとても大事。マシンにも妥協してはいけない」とパンの見た目も重視しておられる孙さん。
では孙さんこだわりいっぱいのパンをいくつか紹介しますね。
日本人にオススメのパンは?
明太フランスパン
福岡・博多の名物で日本でも人気のパンですね。明太子を宮崎から仕入れ、バターとマッチさせた最高の組み合わせのパンです。
ちなみのこのパン、日本人にしかウケが良くないとのこと…笑
塩パン
日本のどこのパン屋さんでも置かれている人気のパン。一口食べると中身からほのかなバターの香りと、表面にはこだわりの岩塩をのせ、サクッとした軽い食感が特徴のパンです。
この塩パン。余計なものが入っていないためごまかしが効かず、素材の良し悪しがすぐに分かります。
まずはこれを食べてみて、このパン屋さんがどれほどの実力か確認してみてください!
ベーグルパン
自然の甘みを引き出してくれる、ラズベリーとクルミを使ったベーグルパンも人気です!
カヌレ
フランスで人気のお菓子。Daily Bakeryの名物とも言われるカヌレは中国人にも人気。これ目当てで来店する人も多いのだそう!
あずきパン
生地は酒粕の酵母を使用し、中身は当店オリジナルの手作り餡子で、甘過ぎず上品な味わいのパンです。
クロワッサン&チョコクロワッサン
バターと小麦粉そして水さらに「焼き加減」でクロワッサンの味が決まるとのこと。
この何層にも重なったサクサクの表面ともっちりとした中身からバターの香り、チョコの香りが漂う、大人気のパンです。
その他にも・・・
まだまだご紹介したいブレッドはたくさんあります。フランスパンやハード系パン、食パンから菓子パンも。。。
Daily Bakeryでは約30種類のパンが毎日ショーケースの奥の工房で手作りされています。
さらに新商品も続々と誕生しています。
ドリンクメニューも充実しています!
皆さんの気になるパンはどれでしょうか?
Daily Bakery House オーナー 孙鑫さん
オーナー孙鑫さんプロフィール
中国・大連(中国東北地方の港町)出身
20代で日本神戸大学を卒業後、約10年間日本の医療機器の企業に勤務
中国で一番好きな場所深センへ移住、現在はコンサルタント経営しながらも、パンへの愛情が捨てきれず、念願のパン屋さんを現在経営
現在、4人の職人さんがいらっしゃるそうですが、中には日本・福岡で修行をし日本語堪能な方も。「ここで経験を積んで独り立ちするのを助けたい」とおっしゃるとてもお優しい孙さん。さらには、スタッフの寮を設け、パン屋さんを清潔に保つために、安全で清潔な寮に住まわせているとのこと。スタッフの皆さんのことも気に掛けておられることにも感動しました。
中国の業界で経営を持続するのは本当に大変なことだそうです。(しかも競争率の高い深センであればなおさら)
しかし、できる限り長くお客様に愛されるDairy Bakeryであるために、全力を尽くしたいとおっしゃっていました。
そして、日本の方にも“深センにも日本人の口に合うパンがある”ということをたくさんの方に知ってほしい!と熱く語っておられました。
【Shenzhen Fan 限定特典】10%OFF!(7/31まで)
お店で当サイトを提示して「Shenzhen Fan 見たよ」と一言伝えて頂くか、Shenzhen Fanのロゴを指差して頂くと、なんと10%割引きしてもらえます!期限は2019年7月31日まで!
是非一度!いや一度と言わず美味しいパンを求めてDairy Bakery Houseへお越しください!日本語堪能なオーナーの孙さんにもタイミング良ければお会いすることができます。
東京や大阪、京都を毎年パン巡りのために旅しておられる孙さんファミリー。私たちが知らない日本のオススメのお店を紹介してくださるかもしれません!
アクセス・ロケーション
Daily Bakery House 得粒烘焙坊
住所:深圳市南山区工业八路122号海月花园二期31栋11号铺
最寄駅:地下鉄2号線「海月」駅C/D出口 徒歩3分
営業時間:7:30ー22:00