近年話題の「スペシャルティーコーヒー」。
厳選した豆と徹底した品質管理によって満足のゆく味や風味を提供するコーヒーとして人気ですが、今回は深センのスペシャルティーコーヒー専門店として有名な「GEE COFFEE」新店舗をご紹介!
OCT-LOFT北部にオープンした新しい旗艦店はコーヒーだけでなく店舗内装にもたくさんのこだわりが詰まっています。
目次
GEE COFFEEブランド
GEE COFFEEはアフリカのコーヒー豆の直接採掘に従事した中国で最初の企業の1つ。
GEE COFFEE創始者の一人で中国のバリスタコンペティション審査員の一人でもある郭锦氏は 「当時は誰もスペシャルティコーヒーに触れたことはなかった」と、語っています。
2013年、OCT-LOFTの南部にオープン
GEE COFFEEは2013年にOCT-LOFTの南部エリアにカフェをオープンしました。
デザイン会社のひしめくOCT-LOFTには多くの才能豊かで創造的なデザイナーが集まり、新しいアイデアの生まれる場所となっています。
居心地の良い店内には外国人も利用者が多く、コワーキングスペース代わりに使っている人もちらほら見かけました。
店舗奥にはアート教室も併設されており、若者に人気のスポットでした。
GEE COFFEEはその後、2019年末に旗艦店をOCT-LOFTの北部エリアに移転し「GEE COFFEE Discovery」としてリニューアルしました。
新店舗デザインコンセプトは「試験管、温室、熱帯雨林」
新店舗デザインは、同じOCT-LOFT内の“老友记”柏設計事務所によるもの。
デザインコンセプトは「試験管、温室、熱帯雨林」。熱帯雨林と実験室の試験管の概念を組み合わせたものなのだそう。
GEE COFFEEブランドは今年で7年。店舗にはGEE COFFEEと同じ年齢の7歳のコーヒーの木を植え、コーヒーに囲まれながら体験できる「コーヒーエコシステム」を作成しようとしています。
「コーヒーの木の下でコーヒーを飲む」
本物のコーヒーの木と室内熱帯植物を店内に植え、コーヒーを起源とするエコロジカルな雰囲気を作りたかったのだそう。これは前職がガーデンデザイナーだったバリスタパートナーによるアイデア。
円状のバーカウンターは、顧客とコミュニケーションを取りやすい設計となっており、バリスタと至近距離で接することができるように作られています。
円筒形の試験管内には雲南から空輸されたコーヒーの木が栽培されています。
また、店内にはコーヒーの故郷であるエチオピアのコーヒーショップオーナーが撮影した写真が飾られ、現地の雰囲気を醸し出します。
「コーヒー豆の虹の壁」
ロースターは同じ種類のコーヒー豆を11の異なる焙煎度で焙煎し、11色の色合いを作り出しました。それはコーヒー豆の虹の壁と呼ばれています。
世界中を移動して豆を探した足跡として、コーヒーの地図が壁に掲げられています。
スイーツにもこだわりを
キッチンマネージャーJerry氏は、スイーツにもこだわりを入れて提供しています。
心がけたのは「健康的なデザート」。
「新鮮で健康的な食材を使用し、砂糖を減らすように工夫したため、一般のデザートのような甘い印象を与えることはありません。食べた後に人々が心地よく驚くようなスイーツです」と述べています。
緑の多いリラックスした雰囲気の中でこだわりのコーヒーをぜひ楽しまれてみてください!
アクセス・ロケーション
住所:深圳市南山区华侨城创意园北区B2栋101
最寄駅:地下鉄1号線「華城東」駅、地下鉄2号線「華城北」駅
WeChat(微信)公式アカウント: GeeCoffeeRoasters
深圳湾万象城などの高級スーパーマーケット「ole’」内にある店舗はスタンド型となります。
Source:
GeeCoffeeRoasters: OCT新店抢先看/百年冠军庄园主亲临深圳