【中国滞在ビザ延長】60日ビザ自動延長の後は?再延長申請方法解説

(2020.05.22 UPDATE): 30日再延長時の情報を更新しました。
(2020.05.04 UPDATE): ノービザでの延長申請方法を更新しました。

新型コロナウイルスの特別対応として、国家入国管理局が中国に滞在している外国人の中国ビザを60日(約2ヶ月)自動延長する措置を発表してから、2ヶ月が経過しました。

自動延長期間が終了した後に追加の延長ができるのか​​、またはビザの期限が切れる直前に国を離れなければならないのか、疑問に思う方もいるでしょう。

60日のビザ自動延長期間の終わりに近づいている方は、どうすればよいのでしょうか?

中国の外国人向けメディア「GICexpat」は日数の計算方法・申請方法などいくつかの疑問に答えています。

(当情報は深セン在住者に向けて記載しています。他の地域では申請場所や予約方法などが異なりますが、手順はそこまで大差ないと思われます。ぜひ参考になさってください)

Source:

GICexpat: What to Do After Your Automatic 60-Day Visa Extension Expires?

VisaOfChina: After the 2-month visa extension, what’s next?

話題の新刊!
プロトタイプシティ 深センと世界的イノベーション
「まず、手を動かす」が時代を制した。次にくるメガシティはどこか!?
スーパーシティよりも、まずプロトタイプシティ! テンセントが未来都市を作る街、新時代都市・深セン。 成功の鍵は“プロトタイプ駆動”にあった。

高須 正和 (編集, 著), 高口 康太 (編集, 著), 澤田 翔 (著), 藤岡 淳一 (著), 伊藤 亜聖 (著), 山形 浩生 (著)

60日ビザ自動延長の開始日はいつから?

新型コロナウイルス感染防止の特別対応として、中国国内に取り残されてしまった外国人に対する60日のビザ自動延長措置は2月27日より始まりました。

入国管理局は、1月20日を中国国内での新型コロナウイルス流行防止管理期間の起点日とし、1月20日〜2月27日までの間にビザの期限が切れた外国人居住者や旅行者は、2月27日から60日間自動延長されるということになります。

(ちなみに、新型コロナウイルス流行防止管理期間の終了日はまだ設定されていません)

そして、2月27日以降にビザ滞在期間が終了した方の場合は、その翌日から60日間自動延長されます。

1月20日より前にビザの有効期限が切れた人は?

1月20日までにビザの有効期限が切れた者は不法滞在者であり、ビザの自動延長は適用されません。

(それ以前は普通に飛行機も飛んでましたからね…)

60日の自動延長期間終了後はどうなる?

これは、現在中国国内滞在中の多くの方が気になるところです。

60日の自動延長期間が終了する前に滞在する都市の出入国管理部でビザまたは居住許可を申請する必要があります。そうでない場合は出国する必要があります。

ビザ延長申請方法

外国人グループのチャットでも、どうすれば延長できるのかという問い合わせが来ていますが
VisaOfChinaの記事には、出入国管理局で有効な書類が記載された滞在ビザを申請するようにとの記載があります。

深センの外国人向けサービスセンターのスタッフによると、深圳市公安局出入境管理局のサイト(中国語)を参照することが勧められています。

当サイトによると、ビザの種類によって申請方法が少し異なりますが、大まかには以下の手順を参考にしてください。

オンライン予約

申請には、オンライン予約が勧められています。

※深圳市公安局は5月1日から5日までの期間中サービスを停止しています。5月6日から通常業務開始となります。

深圳市公安局のWebサイトにアクセスします。もしくはWeChatで「深圳公安」を検索して公式アカウントをフォローしてください。

深圳市公安局Webサイトから

深圳市公安局Webサイトから入る場合は、トップページの「FOREIGNER」タブを選択後、「Online Appointment for Visa Application in Shenzhen 在深外国人网上预约」をクリックしてください。

Application Agreement」の画面で「同意(Agree)」を選択後、必要な項目を記入して予約を行います。

WeChat「深圳公安」公式アカウントから

WeChatの「深圳公安」公式アカウントから入る場合は、左下の「政务服务」を選択してください。

「入出境业务」タブの「外国人服务预约」を選択します。

(どのメニューを選ぶようにとのアナウンスはないので、推測になりますが)「普通签证延期」を選択

対象のビザを選択

Application Agreement」の画面で「同意(Agree)」を選択後、必要な項目を記入して予約を行います。

申請場所は?

場所は、深圳市公安局出入境管理局となります。

住所:深圳市罗湖区解放路4016号

最寄駅:地下鉄1/2号線「大剧院」駅

ビザ・居住許可の申請に必要な書類は?

以下の書類が必要になるとのこと。

  • 有効なパスポートまたはその他の国際旅行書類
  • ビザ申請書
  • 海外居住者のための仮住居の登録フォーム
  • 申請用写真1枚
  • 申請書に記載されている、申請の目的に関連するその他の資料
  • (5/4 追記)外国人签证数字相片采集回执(写真撮影時に、写真屋から渡される書類)

特にビザ申請書ですが
中国国務院公式サイト内にある外国人签证证件申请表をダウンロードして(分かる範囲で)記入後に当申請書を持参するのが良いと思われます。

外国人签证证件申请表

申請後は30日滞在延長

VisaOfChinaの記事によると、30日(1ヶ月)の延長滞在が許可されるかもしれません。しかし中国に長く滞在する必要がある正当な理由を記す必要があるとのこと。

また、どのくらいの確率で滞在延長が承認されるのかは不明です。日本人の場合、現時点で日本に帰ることは(広東省からは直行便が飛んでいないため乗り継ぎが必要になりますが)可能なため、他国と同じ理由で申請が通るのかは何とも言えない状態です。

(5/22 追記)現在、滞在延長のための停留ビザを発行された方の報告をいただいています。発行にあたってのハードルはそこまで高くない模様です。

(5/22 追記)30日再延長後、さらに30日再延長も可能

30日再延長の申請後に、再度30日再延長も可能とのことですが、2回目の再延長時には会社の営業許可証や延長理由などの必要書類を求められるとの情報もあります。

(5/4 追記)ビザなしで滞在していた人は…?

ビザなしで滞在していた日本人は、60日の自動延長適用後にどうなるのでしょうか?

現時点では、ビザなしで滞在していた方に関する記述はなく、オンライン予約画面もビザのある方が前提となっていますので同じように申請できるのかは不明です。

(5/4 追記)ノービザで延長申請された方の情報をお聞きしました。延長申請は可能で、30日再延長されたとのことです。

ただ、(理由は不明ですが)ノービザでの再延長申請をして却下されたという方もおられるようです。申請時には中国語もしくは英語での説明が必要になると思われます。

オンライン予約方法

上記と同じように、WeChat「深圳公安」公式アカウントから入ります。「停留证件首次」を選択してください。

「免签」を選びます。後の手順は変わりません。

最後に160元支払う必要があるそうですが、対象の方はぜひお試しください。

期間に余裕を持って申請を

いずれにしろ、60日の自動延長期間が過ぎてしまうとオーバーステイとなってしまいますので、期限が近づいていて滞在延長を希望している方は早めの申請をお勧めします。

自動延長の期間が過ぎてしまった方も、前代未聞のこの状況なのでもしかしたら何らかの延長措置を取ってくれるかもしれませんね。

この件に関して、もし申請を行なったことのある方がおられましたら(深セン内外問わず)情報をいただけると助かります。

深センといえばこの本!
「ハードウェアのシリコンバレー深セン」に学ぶ−これからの製造のトレンドとエコシステム (NextPublishing)
本書は「ハードウェアのシリコンバレー」として世界の注目を集める広東省深セン市がどのような変遷をたどって今の地位を築いたのか、2001年から深センで電子機器製造に従事する筆者の人生を通じて解き明かします。

藤岡 淳一 (著)
ハードウェアハッカー ~新しいモノをつくる破壊と創造の冒険
これまでの常識を破壊し,自らの手で新しいものを生み出していくための考え方や仕組みを,世界的なハードウェアハッキングの第一人者が実体験とともに解説。世界のイノベーションの中心地の1つである深圳におけるビジネスの仕組みや知財の考え方,ニセモノ製品の裏側,子供でも作れるシール式電子回路Chibitronicsなど刺激的な話題を凝縮した驚異の書。エドワード・スノーデン,伊藤穰一(MITメディアラボ所長)ほかテクノロジー業界の著名人の推薦続々!

アンドリュー“バニー”ファン (著), 高須 正和  (翻訳), 山形 浩生 (翻訳) 
メイカーズのエコシステム 新しいモノづくりがとまらない。 (OnDeck Books(NextPublishing))
iPhoneが製造されている中国の工業地帯、深圳。そして最も偽物のiPhoneが「発明」されているのも、深圳。「製造業のハリウッド」と呼ばれるかの地では、秋葉原の30倍の電気街をもち、100倍のベンチャー企業が最先端の電子ガジェットを作り、世界中にクラウドファウンディングで販売しています。そんな「IoT(モノのインターネット)」の中心を、高須正和・井内育生・きゅんくん・江渡浩一郎らが渾身のレポート。日本と深圳で自らベンチャーを行う小笠原治・藤岡淳一も寄稿。解説:山形浩生。

高須 正和 (著)
これ一冊でもう迷わない!!問屋街オタクが教える深セン電気街の歩き方(探検MAP及び書籍内リンク付き): 中国深センの巨大電気街「華強北」探検MAP 問屋街オタクシリーズ Kindle版
深センは中国の経済特区のうちの一つであり、香港に隣接しているという特殊性に加え、中国のシリコンバレーといわれるほど著名なIT企業や最先端技術を有する企業が集結しています。その窓口である華強北電気街へぜひ足を運んでみてください。期待を裏切らない驚きが待っています。

鈴木 陽介  (著)
これ一冊あれば大丈夫!!広東アパレル問屋街15ヶ所一挙大公開!(探検MAP及び書籍内リンク付き): 中国広州、中山、東莞、深センのアパレル問屋街探検MAP 問屋街オタクシリーズ Kindle版
本書は中国広東省にあるアパレルの問屋街をまとめて紹介しております。 その数なんと、15ヶ所!本書を通じて、広東省にある問屋街の多様さをぜひご体感ください!

鈴木 陽介  (著) 
問屋街オタクの深セン起業「ウラ話」: 華強北でハースタしています!! 問屋街オタクシリーズ Kindle版
本作は、問屋街オタクの直近3年間の奮闘記であり、修行録であり、舞台裏についてのお話しです。 さらに著者の過去の知見も加えた自伝記のような構成となっております。

鈴木 陽介  (著) 

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事